アカウキクサ、菜種粕、除草機で四苦八苦

無農薬栽培で最も困るこのと一つが除草です。今年も色んな除草法を試みてみました。アカウキクサを田んぼに繁茂させて、田植えをする方法です。ちょうど田んぼにマルチをして、雑草の発生を抑制します。しかし今年は半分が失敗しました。
左写真の田んぼでは、アカウキクサの下に大量のアオミドロが発生してしまいました。そのため、稲が押しつぶされてしまいました。うまくいった田んぼです。こうなると手取りで草を取る必用はないと思います。

菜種粕を田植え後7日目に、10アール当たり120㎏投入しました。昨年はこの方法で雑草の発生が半減しました。特に湿性植物であるヒエに効果がありました。菜種粕を田んぼに投入すると、すぐに発酵します。何とも言えぬ臭いニオイが田んぼの周囲に漂います。これで土の表面が還元状態になり、雑草の発芽が抑制されるわけです。田植え後14日目、すなわち、菜種粕投入後7日目の田んぼの様子です。左写真では、田んぼがとてもきれいに見えます。しかし、田んぼの土の表面をよく見ると、右写真のように、びっしりと雑草が生えかけていました。困ったものです。生えかけている雑草はコナギ、アゼナが中心です。今度の日曜には除草機を押さねばなりません。

除草剤を使った田んぼでは、さすがに草は1本も生えてません。除草剤をうまく効かせるコツは、とにかく、田んぼを均平にして、水を十分溜めておくこと。籾村は水が少ない所ですが、それだからこそ、代掻き、や田んぼの均平化はばっちりするので、除草剤はよく効きます。田植え後の1のみの処理で収穫まで、雑草はほとんど生えません。(だから除草剤は少し不気味なんです)
菜種粕を使用した田んぼでは、菜種粕が発酵して、田んぼが黒くなります。一般の田んぼと比較してよく分かると思います。

動力除草機を押しています。今年から有機無農薬栽培に取り組んでいる宮本の田んぼでは、1年目だから雑草の発生は少ないと思われたが、田植え後2週間たつと、スゴーイ草草草。除草機を押しました。15アールの田んぼを押すのに、4時間もかかりました。もうへとへと。晩酌のビールがよく回りました。さあ、来週も押すぞ、、、、しかし最後は手取りか・・・。

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