椎茸駒打ち

山から持って帰った椎茸の原木は、まず電気ドリルで穴をあけて、そこに市販の駒菌を挿しこんで、かなづちで打ち込みます。
これを山の木下の日陰においておくと、来年から、にょきにょきと椎茸が生えてきます。

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椎茸原木

籾村の田んぼの周りの雑木林(里山)には、クヌギ、アベマキ、コナラなどのドングリがなる落葉樹がたくさん生えています。これらの木は椎茸栽培の原木に適しています。
最近は、椎茸の原木栽培は、原木は重いことなどから次第に減少し、菌床栽培ものが主流になってきました。また、中国などの外国からも菌床栽培の椎茸が輸入されるようになりました。
菌床栽培の椎茸と原木栽培の椎茸の見分け方は、椎茸の足がきれいに切れていて、やや色が濃かったら、たぶん菌床栽培のものと大まかに判断できます。
さて、菌床栽培でも原木栽培でも、普通は椎茸は無農薬栽培されています。でも、やはりより自然に近い椎茸は原木栽培です。椎茸の原木栽培では、一度植菌すると、約3年くらい椎茸が発生します。我が家でも3年に1回くらい椎茸の原木を山から切り出して、菌を植えています。椎茸は春と秋に発生してくれます。やはり我が家で栽培した椎茸がいちばん美味しいと私は思っています。・・・
原木は前年の秋、まだ葉が紅葉する前に伐採しておきます。こうすることで、伐採後に原木から葉を通じて水分が抜けよく乾燥します。
それを、2~3月頃に適当な長さ(1m位)に玉切りします。

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