月: 2001年4月
第6回ワラビ狩り交流会
今年も、毎年恒例のワラビ狩り交流会を行いました。当日はあいにく、曇り時々雨の悪天候でしたが、大勢の方々においでいただきありがとうございました。
この籾村セーフティーライス倶楽部の消費者交流の最大イベントも始めてからもう6回目になりました。6回となるとだんだんマンネリ化してしまい、毎年新しい企画を考えるのも大変になってきました。でもやはり、田んぼののり面は田んぼにとっては、堆肥の原料の草の宝庫であるとともに、私たち人間にとっては山菜の宝庫でとても貴重なのもです。
今年は、田んぼののり面では、定番のワラビ、ふき、ゼンマイを採りました。ヨモギ、ミツバ、タラの芽は天ぷらにしました。ウドは酢味噌あえにしました。
また、今年はシジミをとりました。シジミがこんな山の上にいるのかとみんな半信半疑でしたが、別所地区の池の放水路に少しだけ生息しています。今年はみんなでとったシジミをミツバとともに、景山会長作の丹波黒大豆のみそ汁にして美味しく頂きました。
恒例のバーベキューは、椎茸、アスパラガス、キャベツ、そして昨年から保存していたサツマイモなどの地区内の旬の野菜を中心に楽しみました。
もちろん、定番の無農薬米のおにぎり、そして、新備中大納言小豆で作ったあんこが入ったよもぎもちもその場でついて、みなさんにあんこを入れてもらい、できたてを美味しくいただきました。
来年も是非おいで下さいね。ありがとうございました。
稲の種まき
今年も例年なみに、4月8日に種籾を塩水選し、4月20日に風呂の中に入れて芽出しをしました。
左写真のように、種籾が鳩胸のようにふくらみ、少し芽が出ると種播きの適期です。
なぜ、このように発芽させた籾を播くのがよいのでしょうか?。それはよくそろった良い苗を作るためです。稲作りでも苗半作と言われるくらい、苗は大切です。ここでこの段階でどの種籾のこの写真のようにバッチリ発芽していないと、発芽がばらばらになって、均一な苗になりません。均一な苗にならなかったら、その後の管理も難しく、ましてや農薬を使わない稲作りではとても困ります。
今年もバッチリ発芽してなによりです。
種まきは、前もって準備しておいた土を苗箱に入れて、その中に先ほどの鳩胸状態の種籾を播き、上に覆土してできあがりです。
この後の管理は育苗の方法によって色々あります。
育苗機という機械で保温して発芽させて、その後、苗箱を並べる方法が一般的ですが、我が家では、田んぼに水苗代を作って育苗する方法をとっています。