イノシシが稲を食った

8月も末になりました。今年も猛暑の中、イネの生育は順調に進み、稲穂も傾きかけて来月上旬には稲刈りが出来そうな状態になってきました。
しかし、この時期、イノシシにおそわれる田んぼが出てきました。

この写真の下の田んぼは2夜にわたってイノシシが出没し、ほとんど収穫皆無になってしまいました。
イノシシの害は、農家にとって金銭的な被害も大きいのですが、それに増して、精神的ショックはとても大きなものです。
病害虫にやられるのは、事前に防ぐことも出来ますが、イノシシはある日突然田んぼを攻撃し、短期間にとても甚大な被害を出してしまいます。
今まで丹誠込めて育てた稲が、前の日まで元気だったのに、一夜明けるとこの有様ではやりきれません。
ちょうど、この日は、水稲共済の関係で、水田の被害を調査する日で、損害評価員の人もあ然としてこの田んぼを見ていました。

イノシシ対策としては、ネットを張ったり、写真のように電気牧柵を張ったりして対処してきてはいますが、籾村の田んぼは地形も複雑で、山々がすぐ縁まで迫っており、なかなか効果も出ません。
最終的には、集落全体を何らかなの方法で囲わなくてはならないかと思っています。

「イノシシが稲を食った」への1件のフィードバック

  1. この電気僕柵の張り方は誤りです。ガイシは外むけに張らないとイノシシに支柱を倒されてしまいそうです。

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