オーストラリアの学生がホームステイ

久米南町では平成11年度から、南オーストラリア州のバロッサ市と交流を行っています。岸家の長男は昨年バロッサ市のフェイス校に海外研修で派遣され、今回、そのお返しの意味で、フェイス校の生徒職員17人が久米南町を訪れました。
ここでは岸家を訪れた4日間の様子をご紹介します。

岸家では、チェリーさん、メリサさん、ベネビーヴさんの3人のオーストラリアの女子高校生をホームステイをホストファミリーとして受け入れました。当日はとても寒い日で久米南でも雪が降りました。
彼女ら3人の住むオーストラリアのアデレード近郊では雪は降らないそうす。彼女らははじめて日本で見た雪に感激していました。
籾村は山々の中にあり、オーストラリアとは全く違う風景す。また我が家は昔ながらの純和風古い木造建築なので家を見てもたぶん驚いたのではないかと思います。

 

なるべく、日本風の料理にこだわり、色んな食材にチャレンジしてもらいました。その反応はいかに?


籾村は山の中にあります。たぶんオーストラリアにはこんな所はないと思います。私たちは彼女らを近くで牛を飼育している近藤牧場に案内したり、神社(籾山神社)にお参りに行きました。

籾村セーフティーライス倶楽部の副会長播元は、最新式の養液土耕栽培「晴れ晴れプラント」でイチゴ栽培をしています。ここで、イチゴの栽培の様子をみてもらい、美味しいイチゴを試食してもらいました。
播元家のイチゴ栽培は、狭い日本で高収量と高品質を両立するための様々な技術が導入されています。作業姿勢を改善するための高設ベンチ栽培様式、タイムリーに適切は肥料と水を与える養液栽培システム、日長処理で冬でもイチゴが良く育つ電照栽培技術、光合成能力を高める二酸化炭素発生装置等・・・。最新の日本ののイチゴ栽培技術を説明して、日本の技術の高さを実感していただきました。
播元家のイチゴはとても美味しいと大評判でした。

最後の日の夜は、久米南町の中央公民館で交流会を行いました。町内の傘踊り研究会の皆さんの美しい傘踊りを見たり、みんなで日本の歌を歌ったり、お返しに、オーストラリアの歌を聞いたりしました。











最後に、私と私の妻は決して英語は得意ではありません。ましてや子供たちや母至ってはさっぱりわかりません。しかし、地球の裏側の外国人もやはり同じ人間です。言葉の壁を越えることは困難ことではありません。要は、お互いに話し合いたい、知り合いたいと思う気持ちと、恥ずかしがらずに積極的に行動することが大切です。
これは、特に日本人と外国人の問題ではなく、今の世の中では、日本人同士でもそのような気持ちが薄れているような気がします。難しそうな相手でも、とっつきにくそうな相手でも、よくよく話し合えば普通の人間なら理解し合えるものだと思います。
人と人のふれあい、相互理解をもっと深めて行かなくては・・・・と今回の事で私は痛感させられました。

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