今年は、猛暑の中、出穂が例年より早まり、8月初めには穂が出始めました。今日、8月14日には既に穂が傾き、籾も太って来ました。
まだまだ、空には入道雲が見え、立秋を過ぎたといっても、猛暑の夏が続いています。今年は、田んぼの水も例年以上によく干上がり、毎週週末には水番が池の水を田んぼに補水する日が続いています。
近年、籾村では益々高齢化が進展し、水番の担い手不足になっています。
また、今度の週末は、遊びにいけそうもありません・・・・。

稲は、出穂と同時に、開花し、開花受精すると直ちにでんぷんが穂に転流し、籾が太り始めます。籾の太り方は、まず籾の長さが先に決まり、その後横に太ってくるそうです。もう、ほぼ籾の大きさは決まっています。
今は、乳熟期(籾をつぶすと白いでんぷんの汁が出る時期)から糊熟期(でんぷんが糊状に固まって来る時期)になっています。
実は、今頃が、イノシシにとっては稲穂が最も美味しい時期のようで、そろそろ籾村でもイノシシの被害が発生する田んぼは出始めました。