米の検査

9月26日は米の検査の日です。早朝から、トラックに米を満載して(ちょっと過積載??)検査場に運びました。
検査員が厳しく、米の品質を検査しました。

今年は、出穂以降好天恵まれ、1等になった米が多かったです。有機無農薬米では、毎年、カメムシによる「斑点米」で2等や3等になるケースが多いのですが、今年は、なんと籾村セーフティーライス倶楽部の有機無農薬栽培「もむらいす」はすべて1等になりました。
今年は自信のあるお米をお届けすることが出来ると思います。

籾摺り

2002年は9月23日に籾摺りを行いました。今年も家族総出で作業をしました。
妻の作業分担は、出来あがった玄米を袋に詰めて、袋の封をする作業です。

長男二男の男どもは、籾を籾摺り機に供給する作業です。これが、結構「かゆい」作業です。長女の作業は、米の袋に品種や生産者、生産地等を記入することです。結構めんどくさい作業です。そして私お父さんは、一応力仕事。袋詰めされた玄米袋(30キロ)を倉庫に積み上げる作業です。これが、腰が痛い。我が家では、旧式の万石式籾摺り機を愛用しています。この機械はなかなかのじゃじゃ馬で。あちこちの調整のバランスがなかなか難しく、能率を上げ、かつ品質のよい玄米に仕上げるにはなかなかの「勘」「経験」「コツ」がいります。万石の上網ですが、ここにうまく擦られた籾と玄米を流すのがコツです。
ちなみに、よく農業の3Kは「きつい」「きたない」「危険」だなどといわれていますが、実は本当の農業3Kはこの「勘」「経験」「コツ」だと私は思います。籾摺りしてできあがった玄米で。この米をトラックに積んで、農協へもっていって検査を受けます。
検査を受けないと、品種、産地、品質の証明がとれません。農協へ出荷する米はもちろん、諸費者の方々に直接お届けするお米も検査を受けます。

稲刈り

今年は梅雨明け以降、例年にない暑い夏。水不足も心配されましたが、溜池の水もなんとか足りて、今年は近年にない美しい熟れ色の稲になりました。


収穫の頃になってもまだまだ暑い日が続き、宮本は、コンバインにビーチパラソルをつけて暑さをしのいで稲刈りをしていました。今年は、小雨にもかかわらず、最後まで水があったせいでしょうか、有機無農薬田では、最もよく生える雑草のコナギが収穫時期になっても残っていました。
株間にある緑の葉っぱがコナギです。