6月7日に、籾村セーフティーライス倶楽部のメンバーと岡山市から来られた消費者の方と一緒に手植えした田んぼの今の様子です(2003.6.22)。大きな苗(成苗)を植えたせいか、いやいやみんなの心がこもって植えられたので稲の生育はすこぶる順調です!。
少しイネミズゾウムシにやられていますが、ここもこれから無農薬無化学肥料で栽培します。

農産物をはぐくむ「水」、「土」、「光」の恵みを生かした農産物生産を行っています。
無農薬で米を栽培する場合毎年困るのが除草対策。今年もいろんな方法を試しています。
今までの試行錯誤の中でわかったことは、
そこで、今年はコナギ対策として、様々な方法を検討することにしました。しかし・・・あっと驚く方法はなかなかないものです。
杉山憲一ほ場。3月にカラシ菜を播種し、青刈りして田んぼにすき込みました。茎葉が分解して雑草を押さえることができる??
杉山憲一ほ場。ここは私たちの慣行栽培である菜種粕を使った田んぼです。菜種粕を使うことで、ヒエなどの湿性雑草は押さえられますが、やはり「コナギ」はしっかりと生えます。
液体マルチを使用した田んぼです。ちなみに液体マルチは有機JASでは使用が認められていますが、より厳しい基準の「岡山有機」では使用禁止です。従ってこのほ場は「有機認定ほ場」となります。液体マルチでは、さすがに雑草の発生が少なくなります。ウキクサは液体マルチでは効果がないのでしっかりあります。
景山ほ場です。この田んぼは慣行の菜種粕使用です。
5月23日田植えです。コナギ、アオミドロなどの菜種粕で効果がない雑草はたくさん繁茂しています。
景山の大豆を散布した田んぼです。大豆を田んぼに散布して大豆が腐るときにでる物質で雑草発生の抑制をねらったものです。
こちらも5月23日田植えです。
宮本、右が大豆、左が菜種粕を散布したほ場です。
田植えはやや遅く6月5日です。まだまだ稲は大きくなっていません。
岸です。5月25日田植え。5月31日菜種粕120㎏/10a散布。6月14日動力除草機。生育はやや遅れ気味。イネミズゾウムシ多。コナギ多発・・・・・まずいぞ!!