2004年10月10日、秋の交流会を開催しました。秋の交流会は今回で3回目です。今年は、たび重なる台風の襲来、秋の長雨のため、今日実施できるかどうか非常に心配されましたが、みなさんの日頃の行いの良さでしょうか、やや曇天中ではありましたが、無事に盛大に開催することができました。
また、今年は、久米南町が実施している「農業特区等活用推進モデル事業」の「農作業体験講座」を兼ねて実施しました。
久米南町役場産業課の大家さんの司会で開会。久米南町の河島健一町長からご挨拶を頂きました。
続いて、籾村セーフティーライス倶楽部の景山会長が、日頃のご愛顧のお礼の言葉を申し上げました。
ではいよいよ農作業体験の始まりです。
芋掘り
サツマイモ掘りは、大江泰司の有機JAS栽培のほ場で実施しました。
今年は、台風の影響で稲などの農作物は収量が芳しくなかったのですが、サツマイモはバッチリと良いもができました。
掘ったサツマイモはあとから、焼き芋にしてみんなで食べることにしました。
枝豆収穫
丹波黒大豆の枝豆は今が旬です。
岸浩文の有機JASほ場で収穫しました。
この丹波黒大豆大粒で、とても甘く、これもあとかから、ゆでて食べることにしました。
栗拾い&柿採り
宮本隆治の有機JASで稲を作っている田んぼの隣ののり面に生えている栗の木はやや晩生の栗で、今が収穫の旬でした。たくさん拾うことができました。柿は、今年は台風で実が少なかったのですが、竹でできている「ハズ」という道具で収穫しました。
稲刈り
去る6月12日の今年の2回目の交流会のとき、みなさんに田植えして頂いた稲も秋の実りを迎えることができました。
今年はたび重なる台風でやや倒れたり、また、風の影響で「シラハガレ病」という病気が発生したりしましたが、無事に秋の収穫を行うことが出来ました。
稲刈りは稲刈り用の「ノコ歯」の鎌で行いますが、この鎌は非常によく切れるため、刈り取り前に会の長老播元氏から、作業の注意点を聞いて、ケガのないように行いました。
6月にも参加されたかたは、自分で植えた稲がこんなに大きくなって、喜びもひとしおだったと思います。
雨が多かったため、ややぬかるんだ田んぼで、長靴やスニーカーがドロドロに汚れてしまいましたが、少しでも今回の体験を通じて、農業のことが理解して頂ければ幸いです。
松茸山探検
「松茸山」の探検をしました。まだまだ時期的に松茸の収穫は見込まれないのですが、松茸が生える場所を探索して頂きました。キノコのシーズンはもう少し先になるのですが、食用になるキノコを収穫された方もいました。
食事
食事は、籾村セーフティーライス倶楽部の女性部(奥様方にはありがとうございます)で作りました。
みなさん美味しく食べて頂いてありがとうございました。
栗ご飯 | 新米のコシヒカリ(播元)と地域で採れた栗(岸、宮本)で作りました |
豚汁 | 材料は、ネギ(景山)、里芋(岸)、ニンジン(景山)、ゴボウ(播元)、大根(岸) 野菜は会員栽培のもの。豚肉はさすがに近所のスーパーで買ってきました。 |
焼き芋 | 先ほど収穫した大江が栽培した有機栽培のサツマイモ |
枝豆 | 先ほど収穫した岸が栽培した丹波黒大豆枝豆 |
漬け物 | 景山家作の漬け物 |
デザート | 大江作のアールスメロン、岸作の桃太郎トマト |