内子フレッシュパークからり

「内子フレッシュパークからり」の久保支配人(町から出向)から説明を聞きました。

(1)背景 内子町は人口11,000人の中山間の町。からりは3セクで運営され、町が打ち出したまちづくり戦略(エコロジータウン内子)の高次元農業の推進で設立された。高齢化、厳しい生産環境、消費地から遠いこと等の厳しい条件下にあるが、こだわりをもった直売所として運営されている。
(2)施設整備の方向
高次元化(サービス業を加える)、都市農村の交流(都市住民を呼び込む)、農業の情報化(POSの導入や町内の気象ロボットの活用)の3本柱で施設整備を実施。
施設内容は、直売所(生産者380人、売上4億)、アイスクリーム(果物野菜をベースに)、ハム工房(地元SPF豚)、パン工房、レストラン、農村体験館、アグリ亭(加工施設)
(3)商品構成
700種類 40%が果物、加工品29%(弁当漬物)、野菜27%、その他工芸品、卵、炭など。商品は、町内の人が、自ら作ったものだけ(例外:お茶、ジュース)にこだわっている。
(4)POS
バーコードに、生産者名、品目を表示。自分の売り上げが電話、Faxで確認でき、生ものの引き取りが円滑化出来たり、追加出荷が可能となった。
客は、松山市が50%町内が10%、近年は神戸大阪の客が目立つようになった。
(5)今後の課題など
環境保全型農業の推進、高齢化への対応、町村合併への対応等

お昼ご飯も地域の旬の幸で美味しく頂きました。
直売所には、今が旬の柑橘類、里芋、サツマイモなどがありました。
日本スイセンを売ってました
ハボタンやパンジーも地元産
花より団子か、美味しそうなお餅がありました。
私たちの籾村も山の上にある集落ですが、こちらの内子町も、山の斜面に集落や畑が広がる地区でした。