2月下旬になり、次第に寒さも和らいできましたが、まだまだ野山は草木は冬モードです。
ところが、こんな冬の中、一人だけ元気に葉を出して成長を続けているのが彼岸花です。やがて、春になると彼岸花は地上部は枯れて夏には見えなくなります。しかしなぜか急に9月の彼岸になると葉もないのにいきなり花が一斉に咲くのです。実に不思議な植物だと思います。
月: 2006年2月
不思議なかき餅
かき餅を色々作ってみました。合成着色料は使用していませんが、自然の素材でいろんな色のかき餅ができました。写真の中央上から左回りに紹介します。
①ピーナッツ入りのかき餅です(これは某農産加工のプロの方に頂いたものです。いわばお手本です)
②青大豆入りのかき餅です。これは香ばしい。
③薄緑色のかき餅は海苔を入れたものです。海苔の風味がよい。
④この黄色いかき餅は、クチナシの実で色をつけました。白大豆も入れてみました。
⑤そして、この左上の深緑色のかき餅は一体何でしょうか??
実は、紫色のサツマイモを入れたかき餅なのです。予定では、紫色のかき餅になるはずだったのですが、なぜかこんな不思議な色になりました。あとから調べてみたのですが、これは紫のサツマイモの色素「アントシアニン」がPH(酸・アルカリ性)よって色が変わるからこうなったみたいです。
皆さんも、パンやホットケーキを焼くときにふくらし粉(ベーキングパウダー)として炭酸水素ナトリウムを使われると思いますが、かき餅が良くふくらむようにと、ふくらし粉を入れました。ところが、炭酸水素ナトリウムは弱アルカリ性であり、このためアントシアニンが緑色に変色したらしいのです。
いやいや不思議なものです。ちなみに食べてみるとちゃんとほのかに芋の味もします。
ちなみにかき餅は、油で揚げるか、電子レンジで強で4分「チン」して食べます。
アスパラガスの発芽と播種
用水路パイプ化工事
落合梅花展
仕事で、真庭市落合公民館に行ったところ、梅の花の展示会をしていました。 市内自慢の梅の盆栽を持ち寄って開催されるイベントで、出展数200を超す赤や白の見事な梅が立ち並んでいました。
平成16年の町村合併で旧落合町は真庭市となりましたが、旧落合町の町の花は「白梅」、町の木は「ウメ」、そして町の鳥は「ウグイス」です。
各家庭にも、梅の木が植えられており。今日は自慢の盆栽が並んでいました。バックでは、ウグイスの鳴き声も流れていました。
ウメ種類は私にはよくわかりませんが、白梅、紅梅、しだれ梅などたくさん並んでいました。 |
ごあいさつ
厳しい冬の寒さの中で、春を呼び招くがごとく一輪また一輪と咲き殆める梅の花。その花の清純さ、華やかさ、香りのよさは古くから親しまれており、古の時代から梅花を題材に多くの歌が詠まれています。
落合地区では、菅原道真公ゆかりの箸立天満宮(落合垂水地内)にある梅にちなんで、梅の里づくりを進めてきました。地域の多くの方々が、丹精こめて一年間管理をし、この梅花展にむけて育ててきた梅の盆栽。春を告げるイベントとして、14回目を迎える今年の梅は、昨年末からの異常寒波に耐えて見事に咲き誇っています。落合を愛し梅の花を愛する住民皆さんの、自慢の梅盆栽をゆっくりご鑑賞ください。
第14回おちあい梅花展実行委員会