今年も秋の消費者交流会盛大に開催しました

今年も毎年恒例の秋の消費者交流会を開催しました。今回も岡山県内から40人くらいの「もむらいす愛好家」の皆さんにおいで頂き、籾村の秋を満喫していただきました。朝の9時から、アケビとり、栗拾いに始まり、稲刈り、サツマイモ掘りなんかをしていたらもうお昼も過ぎてしまいましたが、皆さんにはしっかり汗を流して農作業をしていただき、美味しいお昼ご飯を召し上がっていただきました。

アケビとり

籾村は国道53号線から、一気に標高を250m位上がった山の上にあります。国道から籾村までの約4㎞の山道沿いには、アケビがたくさん自生しています。

籾村までの山道、ふと車を止めて、アケビとりに挑戦

とっても形のよいアケビが採れました。

栗拾い

秋の味覚と言えば栗も美味しいですね。今年は、栗の成熟が例年に比べてやや遅く、いつも大豊作の宮本家の栗園はまだ収穫できず、岸家栗園にて収穫しました。

稲刈り

6月の田植え交流会の折にみんなで田植えした田んぼの稲も綺麗な黄金色に熟し、稲刈りを行いました。毎年稲刈りに来られて既にプロ級の稲刈り技術を持った方々も多く(北○さん、須○さん、明○さん、大○さん・・・)とってもがんばって頂きました。
特に、今年は、秋の水管理に手落ちがあり、落水がやや遅れてしまい(ごめんなさい)、田んぼがぬかるんでいるところもあり、足元が泥まみれになってしまいました。
おかげで、約3アール(100坪位)水田の稲刈りが1時間位でできました。このお米は、来年の春の交流会で食べて頂く予定です。

早速、田んぼに入って、いざ稲刈りです!

子供たちも、カマで手を切らないように、慎重に稲刈りしました

コンバインでの稲刈り作業に挑戦!!

今回倉敷から初参加の山○さん、コンバインに収穫に初挑戦です。宮本会長から、コンバインの操作を習い、参加者からの声援のもと、いざ挑戦です。

今年も、危険な珍客現る!!

なんと、今年も田んぼの中にマムシがいました。偶然、山○さんが操作していたコンバインのクローラーにひかれているところを捕らえました。なかなか大きなマムシで、捕まえるときにはかなりの抵抗がありました。
マムシは、危険な毒蛇ですが、適切な対処をすると噛まれることはありません。光元栽培係長のマムシについての話を、みんな恐る恐る真剣に聞いていました。マムシには独特の銭形の模様があること、毒を出す牙があること等を実物で説明を受け、よく理解できたかと思います。中には、マムシに触ってみる子供もいました。これは貴重な経験ですよ。
今回のように、足元は長靴等で防御しておけば噛まれることはありません。そしてマムシは以外の動きが鈍いので、稲刈り時に、地面をよく見ておけばすぐに発見できるし、怖かったら逃げれば追いかけてはきません。
もっとも私たちはマムシを獲ることを楽しみにもしています。・・・・

芋掘り

定番の芋掘りです。これも、6月の交流会の時に、みんなで植え付けたものです。
今年も大豊作で、軽トラック1台では積みきれないほども収穫できました。

 

丹波黒大豆枝豆・落花生の収穫

こちらも6月の交流会でみんなで植えたものです。
今だけが旬の丹波黒大豆枝豆、そして落花生です。

落花生って、ピーナッツですよ。そして、土の中にできるんですよ。参加者には常識になりました。

そして昼食

朝からのアケビ狩り、栗拾い、野山の散策、稲刈り、芋掘り、落花生掘り、枝豆の収穫と皆さんには約3時間、しっかり農作業にいそしんで頂きました。昼飯にありついたのは、午後1時でした。さすが労働のあとのご飯は美味しかったことでしょう。

なんと言っても、昼飯は「にぎりめし」宮本会長作の新米コシヒカリです。これはおかずなしでも何個でも食べられます。

本日の昼食メニュー

私たちが作った地元の農産物をふんだんに使った昼食に皆様に舌鼓を打って頂きました。
栗ご飯
コシヒカリのご飯に、栗、を入れたおにぎり
おにぎり
 新米コシヒカリのおにぎり、やっぱたまりませんよ。
大学芋
みんなで収穫したサツマイモで作りました。甘い甘い大学芋でした。
キノコ汁
本日の昼食では唯一地元産でない食材を使ってしまいました。例年ならこの頃いろんなキノコも採れるのですが、今年は夏以来の水不足でキノコがまだ生えていません
デザート
大江作のアールスメロン、岸作の桃太郎トマトそしてスイカです。
漬け物
今回は赤木作の、茄子の辛子漬、シソの実の佃煮・・・秘伝の漬け物類です。

丹波黒大豆枝豆
最後のとどめがこれです。今の時期にしか食べられない大粒であま~い!! 丹波黒枝豆。

今年も大勢の皆さんに秋の収穫交流会においで頂きありがとうございました。
私たちのコンセプトは「顔の見える農産物流通」です。私たちが作っているお米を召し上がって頂く皆さんとお会いして、ともに汗を流すことで、農作物栽培に対する「やる気」が益々出ます。また、皆様方消費者も普段食べているお米を、どんな性格でどんな顔をした人が、どこでで作っているのか知ることも楽しいことではないでしょうか。