稲の種子消毒

4月に入り、そろそろ稲の種籾を準備する時期になりました。以前はバカ苗病等の防除のために、殺虫剤と殺菌剤で種籾の消毒を行っていましたが、最近は温湯浸法で農薬を使わない方法で種子消毒を行っています。これは、60℃の温湯の中に種籾を10分間浸して、その後冷水で冷やす方法です。温度が高すぎると種籾が煮えてしまって発芽しなくなるし、温度が低いと防除効果がないので、温度と時間を正確に維持することが必要です。
今までは、お風呂を炊いてバスタブの中で行っていましたが、今年は、温湯浸ができる機械を導入しました。うまく発芽して良い苗ができればいいのですが。