薬師堂の石がけの修理

集落総出で、溜池の草刈りを行ったあと、お薬師様のお堂の石がけの修理をしました。
集落の中にさらに子部落があり、「講組」といって、冠婚葬祭を行う近所のグループがあります。私たちの講組の中に小さな「薬師如来像」を安置した建物があります。ここで、お盆の祭事を行ったり、草刈り作業のあとの慰労会を行ったりしていますが、なにぶん古いもので、最近とみに石がけが痛んでいるので、石を組み直し、モルタルで石がけを固めました。
比較的若者?で作業を行ったので、なにぶん素人で、このような作業はめったにしたことがないので職人的な仕事はできませんが、何とか形になりました。

溜池の草刈り

今日は集落総出で、溜池の草刈りを行いました。山の上に田んぼがある私たちの集落には川が無く、田んぼの水は溜池でまかなっています。溜池は米作りの上で重要なものです。
私たちの地区には溜池がたくさんあります(11カ所)が、65歳以上の高齢者が6割近くを占める限界集落にとって溜池の管理は苦しくなっています。しかし米作りを続けるには溜池は無くてはならない存在です。何とか今年も池の土手の草刈りを無事に終えることができました。
 

大豆の脱粒作業

11月上旬から収穫して天日干ししておいた大豆、小豆を脱粒しました。
今年は夏に雨が少なかったですが、まずまずの収穫でした。大豆が約100㎏、小豆が約80㎏、青大豆は約90㎏、黒大豆が約30㎏、赤大豆が約10㎏、のり豆が約10㎏の大収穫でした。
これから、夜な夜な、コタツやストーブにあたって、豆より作業をぼつぼつ行います。

青大豆

小豆

農地を守る研修会

「農地を守る研修会」に参加しました。
担い手不足が深刻化する中で、私たちの住むような高齢化指数50%超えの限界集落では、耕作が放棄された哀れな農地が目につきます。農地の放棄は集落そのものの崩壊にもつながりかねません。何とか集落ぐるみで農地・農村を維持していくためにも集落ぐるみでの営農は必要なことです。今日は様々な事例紹介、パネルディスカッションを通じて、ますます集落営農を進めて行くことを感じ、そのためには、個々の農家の農業に対する考えを徐々に変えて行くことが必要を思いました。
ところで、石破農林水産大臣は、農相就任後初の所信表明で、重点施策の一つに「食料供給力の強化」を掲げて、農地政策改革の具体化や、米粉や飼料米などの生産拡大による水田フル活用の推進に強い意欲を示したましたが、「水田フル活用」と口で言うのは簡単ですが、実際には耕作する人がいないのです。
今残された耕作者が力を合わせてやっと今の水田が維持できるかできないか位だと思います。中山間地の条件不利地の草刈等の過酷な農産業に携わり、実際に住んでみないと分からないことが多いです。国や県の行政に携わる方は、耕作放棄地防止とか、たくましい担い手育成とか、集落営農の推進とか、美辞麗句を並べるのは上手ですが、実際に行動するのは口で言うほど簡単ではありません・・・・と愚痴っても仕方ないが、地域の仲間とまた酒を飲んで、少しでも明るい明日の農村を語りたいものです。

サツマイモの貯蔵

サツマイモは今年は、苗が順調に出来て、4月末から6月下旬まで植え付け、8月下旬かた収穫を行っていましたが、今日は最終の収穫を行いました。これから、気温が下がってくると、そのままにしておくとサツマイモは腐ってしまうので、穴の中に埋め込んで貯蔵し、来年の春まで食べることができます。

ハウス内の穴

大豆の収穫

昨日から大豆の収穫を行いました。今年は白大豆(トヨシロメ、有機栽培)、青大豆、赤大豆、クラカケ、そして丹波黒大豆を栽培し、最近になって概ね落葉したので抜き取って、天日乾燥を行います。あと2週間くらい乾燥させて、脱粒作業、手選別作業を行います。今年は、夏に雨が少なく水不足でやや出来が悪いのが残念ですが、大豆は正月の豆餅や煮豆に欠かせないもので、また、豆腐や味噌にするのも楽しみです。

消防団員訓練

今日11月9日は消防の日ですが、毎年恒例の町消防団の想定火災訓練がありました。町内の北庄地区の棚田交流館前の是里池で実施されました。
ちょうど、北庄地区では、ソバの実が実り、タマネギの定植が終わった時期でした。また今日は棚田祭りも開催されており、その参加者も興味深く訓練の様子を見ていました。
火事ってめったにありませんが、有事への備えは必要で、訓練は欠かせないものです。

 

オオスズメバチの巣

近所の方がオオスズメバチの巣を見つけ、全身完全防御の上、獲ることに成功しました。
巣の中には来年の女王蜂候補?がたくさん眠って(幼虫でもごもご動いて)いました。
蛹のものは、一部は成虫になりかけていました、いやいや見ただけでも恐ろしい限りです。