今日はこの冬一番の寒さでした。朝の気温氷点下7度でしたが、幸い降雪や風がなく、好天に恵まれて消防団出初め式が無事に行われました。表彰伝達のあと、来賓祝詞と、寒い中の我慢大会の様相がありますが、最近はよいことに、来賓の方のひんしゅくをかうような長い祝辞が減ってきました。早朝は凍っていて固かった土も昼前には溶けて、足下はどろどろになってしまいましたが、無事に通常点検、分裂行進を行うことができました。
月: 2009年1月
水路改修工事
私たちの地域は山の上にあるため、川がありません。水田の水は天水とため池に依存しています。先祖が長い年月をかけてため池と水田を作ってきました。水路はとんでもない長さがあり、ため池の水が田んぼまで入るまで1時間くらいもかかります。古い水路が老朽化してくるし、最近の過疎化の影響で、水路管理も困難になってきました。
今年も、老朽化した水路の改修を行っています。この水路は約50年前に私の祖父の時代に設置したコンクリートのU字溝ですが、老朽化が進んだことと、水路管理の省力化を行うため、塩ビ管に改修しています。建設業者に発注するのもよいのですが、建設コストを下げるため、自力施工を行っています。
高齢化が進んだ私たちの集落ですが、幸い、重機のオペレーターや、測量のスペシャリストがいますので、業者に負けない本格的な工事施工を行うことができます。何よりも集落の人々で力を合わせて、集落とその水田を守って行くことが大切です。