春の消費者交流会

丸ごと籾村の春と食材そして美味しいお昼ごはん

毎年恒例の春の消費者交流会を行いました。岡山市、倉敷市、笠岡市等から約20名の方々においで頂き、籾村の春を満喫していただきました。
朝から晴れ渡り、初夏を思わせるような気候のもと、今年も、籾村の美味しい空気をしっかり吸ってもらい、山菜狩り体験と旬の食材での美味しい食事をテーマに実施しました。

ええ、この斜面の壁は一体何でしょうか?籾村自慢の棚田ののり面です。
こののり面の草を毎年きれいに刈って、田んぼの肥やしにしています。
そしてこののり面には「ワラビ」や「ゼンマイ」がたくさん生えています。皆さん足下に注意して転げないようにしてワラビを採りましょうね。

こちらは、春の味覚、アスパラガスの栽培ほ場です。「アスパラガス」って地面からにょきにょきと生えてくるものです。たぶん自分で収穫したことがない方も多いかと思います。本日は子供の参加者にアスパラガス収穫体験をしていただきました。もちろん、このアスパラガスは昼飯に化けます。

みんな、あんなところで一体何をしているんでしょう?
棚田ののり面は宝の山。このあたりには、「ミツバ」や「ふき」がたくさん生えているんです。これも昼食の材料で~す。

全国棚田百選に選ばれている上籾の棚田を見学いただきました。雄大さにちょっとびっくり!!

タラ芽とりしています。手前の木がタラの木です。すごいとげとげです。

採ったワラビを束ねて、最も100gに近い束を作る競技に挑戦していただきました。ぴったり、100gの束を作った笠岡市のKさん、Iさんには、豪華?賞品(かき餅&乾燥椎茸)が宮本会長から授与されました。
パチパチ!!

朝から、野山や田んぼの急斜面を走りまわり、山菜狩りに明け暮れるとやっぱしお腹が減ります。
そこで昼食タイムです。やっぱし一番は籾村自慢の「おにぎり」です。タケノコ入りや梅肉つきのおにぎりを作りました。ええ、岡山のAさんは4つも食べたんですか?すごー!!

昼食にはタンパク質も必要で、バーベキューをしました。この肉は籾村の山々に生息して、時には農作物も荒らすことがある「イノシシ」の肉です。もちろん籾村でとれたイノシシです。

バーベキューのほかにも、今の旬の食材を使った様々な手料理をご披露致しました。バイキング形式で皆さん食欲満点です。

ええ、これは・・・。
大根の漬け物ですよ。これは食が進みます。

いよいよ天ぷらシリーズです。まずは山菜の王者「タラ芽」です。

こちらは「ミツバ」、揚げたての天ぷらに一斉に皆さんの箸が伸びてきます。うれしいです!!

そしてこちらは「コゴミ」の天ぷら。抹茶塩でいただきました

これは「ウド」&「コゴミ」の酢漬け

こっちは山菜ではありませんが、キャベツ&アスパラのサラダ。もちろん今朝収穫したばかりです。
梅干しもあります。これがまた美味しい。

デザートはイチゴ。これも今朝採ったばかりの籾村産ですよ。

朝から、しっかり運動し、美味しい空気を吸って、そして美味しい食事をしていただきました。
お米って、最近のスーパーでも新潟産のコシヒカリなんかとても美味しいと思います。決して籾村のお米が劣る訳ではありませんが、私たちのお米は、お米を作っている環境や田んぼ、そして私たち生産者自身を肌で感じていただき、お米を食べるときに籾村そのものを味わっていただきたいと思っています。
ちまたでいわれている「安全・安心」は生産者と消費者の相互理解が基本です。安全安心は歩いてはやってきません。是非とも籾村においでいただいてそれを確かめていただきたいと思います。
今日は、暑い中、交流会に参加いただき、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。

特別企画!!  喜楽堂Toshi小島&七海 ミニコンサート!!

今回は、籾村在住の音楽人「喜楽堂Toshi小島&七海」さんが特別参加いただき、ミニコンサートを行ってくれました。もちろんToshiさんたちも「もむらいす」の愛好家です。

Toshi小島&七海は、昨年から上籾在住で、ディジュリドゥ(オーストラリアアボリジニの伝統楽器)、ネイティブアメリカンのフルートの演奏、ギターの弾き語りをしていただきました。とても新鮮な演奏と美しい声で皆さん聞き惚れていました。
この前日には600人規模のコンサートをこなし、さらには全国でコンサートを行われているそうですが、今日は30人足らずのお客さんと、籾村の小さな体育館の会場でしたが、みんな喜んでいただけました。
本当にありがとうございました。