先日の県道の草刈りに引き続き、今日は地域内の農道の草刈りを集落あげて行いました。これは、中山間地域等直接支払制度の集落協定によるもので、地域内の農家非農家全戸参加です。
年に数回のこのような共同作業は地域内のコミュニケーション作りに大きく貢献しており、今日もこの後、美味しいビールや料理で盛り上がることができました。
月: 2009年7月
保護中: 次男のために高校がスロープを設置してくれた
消防団放水訓練
県道の草刈り
私たちの地区は何度も申し上げましたが、山奥の僻地ですが、一応「県道」が集落内を走っています。昨年までは県が業者を通じて草刈り作業を行っていましたが、今年からは、集落で行うことになりました。
集落総出で35名の協力があり、朝から県道の草刈り作業に没頭しました。
まずは全員で集まり、作業の段取りを部落長から聞いて手分けして、草刈り作業に掛かりました。
とにかく僻地で最も必要なのは「補助金」ではなくて「マンパワー」です。数少ない40代から、80代まで総出で、一日かかって草刈り作業が終了しました。行政って補助金さえ支払えば、それでおしまいって風潮もあるような気がしますが、地域は地域住民で守らないとなりません。そのためには、やっぱし人が必要です。私たちの地域って良いところですよ。外部住民の受け入れは補助金以上に大歓迎です。
ううん、再来週の日曜は今度は、町道や農道の草刈り作業を行うことになっています。やっぱし自分たちの地域は自分たちで守って行くことが大切です。
有機JASほ場巡回を行いました
本年も有機JAS栽培及び、特別栽培農産物のほ場を倶楽部の内部監査として、ほ場巡回を行い、生育状況等の確認を行いました。
これは、有機JASに基づく籾村セーフティーライス倶楽部の「有機農産物の生産行程の管理及び格付の実施方法に関する業務規程」第19号、にもとづき、籾村セーフティーライス倶楽部定める「生産管理方針」にそって栽培が行われていることを確認するとともに、ほ場での課題や今後の対策を会員相互で研鑽するために行うものです。
また、 農林水産省の特別栽培農産物に係る表示ガイドラインの第5の4に基づく現地確認も兼ねて、倶楽部員の全ほ場を巡回確認しました。「特別栽培農産物」とは、いわゆる減農薬減化学肥料栽培農産物のことです。
景山 (1号ほ場 7.4a 有機栽培開始 平成7年)
景山は2号田も平成7年から有機栽培を行っていましたが、今年の渇水の影響で2号田は有機栽培の稲の作付けはできない状況になってしまいました。1号田はややコナギなどの雑草があるものの、まずまずの生育でした
岸
1号ほ場 5a 有機栽培開始 平成7年
このほ場は昨年大豆を栽培していました。大豆後の稲は良くできるはずですが、やっぱし今年もコナギなどの雑草に押され気味です。
2号ほ場5a 有機栽培開始 平成9年
3号ほ場 4a有機栽培開始 平成19年
ここは、秋の交流会で皆さんに掘ってもらう甘藷を栽培しています。
4号ほ場 7a有機栽培開始 平成19年
杉山
1号ほ場4.9a 有機栽培開始 平成7年 、2号ほ場4.6a 有機栽培開始 平成7年 、3号ほ場4.2 有機栽培開始 平成7年
天水田のこの田んぼでは、今年は水に苦労していますが、なかなかの出来です。
播元
1号ほ場 6a 有機栽培開始 平成14年
除草機を3回押しました。やや生育は遅れていますが、よく草を押さえています。ウキクサがびっしり生えています。
宮本
1号ほ場 15.0a 有機栽培開始 平成11年
昨年は収量が少なかった宮本ほ場ですが、今年はよくできています。でも、草も多い。
光元
2号ほ場 有機栽培開始 平成17年
赤木
1号ほ場 9.2a 有機栽培開始 平成19年
コナギという雑草がたくさん生えて、手取り除草で、ごらんのとおおり山ほど雑草が取れました。
おお、イネミズゾウムシです。株もとに食い込んでいます。この虫が新根を食害し稲の生育を邪魔しているようです。