タカサブロウに圧倒されるサツマイモ

タカサブロウというキク科の花です。白い清楚な花が咲いていますが、これが大変な繁殖力で、サツマイモ畑を圧倒しています。

どこからどこまでが、サツマイモなのでしょうか?
筋になって、色が薄いところがタカサブロウで、色の濃いところがサツマイモです。
右にいくほど、サツマイモの植え付け時期が遅いので、サツマイモよりもタカサブロウの方が多くなっています。
有機栽培ほ場なので、除草剤も使えず、最も右の方は、現在草取り進行中です。

消防非常呼集訓練

消防は定期的に常に訓練を行い、有事に備える必要があります。
本日も、火災場所を想定し、2台の消防車が出動して訓練を行いました。
現場に着くと、ポンプ、吸管などの機材をおろし、迅速な放水を行います。
ポンプの調子もよく、バッチリ放水出来ました。

 

今日も暑くなりそうなキク畑

今朝も朝早くからガンガンと日が照っています。

お盆菊はほとんど蕾が見えています。輪菊の芽かきに追われています。小菊にもこんなに蕾が見えます。
今までは、さび病に気をつけて殺菌剤中心で防除を行って来ましたが、これからは、ヨヨウムシ、ダニ、アザミウマに要注意です。暑くても、農薬散布だけは頑張ってしなければなりません。

ほ場巡回を行いました

本年も有機JAS栽培及び、特別栽培農産物のほ場を倶楽部の内部監査として、ほ場巡回を行い、生育状況や栽培管理の確認を行いました。
これは、有機JASに基づく籾村セーフティーライス倶楽部の「有機農産物の生産行程の管理及び格付の実施方法に関する業務規程」第19号、にもとづき、籾村セーフティーライス倶楽部定める「生産管理方針」にそって栽培が行われていることを確認するとともに、ほ場での課題や今後の対策を会員相互で研鑽するために行うものです。
また、 農林水産省の特別栽培農産物に係る表示ガイドラインの第5の4に基づく現地確認も兼ねて、倶楽部員の全ほ場を巡回確認しました。「特別栽培農産物」とは、いわゆる減農薬減化学肥料栽培農産物のことです。
今年は早めに梅雨があけ、酷暑のなか、農作物の出来具合や、管理の状況を確認しました。

景山
景山は、米ぬかをうまく活用して、抑草と稲の生育促進を目指しています。昨年は非常に良い成果でしたが、今年はどうでしょう?
1号ほ場 7.4a 有機栽培開始 平成7年5月30日田植えで、今年は米ぬかを150㎏/10a散布しています。米ぬかは、水口から水と一緒に流したので、田んぼの水口側にたくさん散布されて、稲が少し枯れてしまいました。しかし、右写真のように元気な稲になっています。今年も調子は上々です。


最近は、田畑輪換(水稲と畑作物を交互に栽培する)を行っています。田畑輪換を行うと、水田雑草、畑雑草が毎年はびこることができないので、すこしは雑草の抑制効果が期待できます。また、豆科植物の後に稲を植えると豆科植物が根粒菌で固定した空気中の窒素を水稲が利用でき、稲もよく出来そうです。また、サツマイモは収穫時にスコップで深く掘ることにより、作土の深耕と天地返し効果もありそうです。豆科植物のほうも連作障害が回避されてよいとこづくめのようには見えるのですが・・・・さて今年はどうでしょうか?
1号ほ場 5a 有機栽培開始 平成7年
昨年は大豆でしたが、今年は稲を栽培しています。
雑草との競争に稲が勝っていますが、稲にはイモチ病が出ています。2号ほ場5a 有機栽培開始 平成9年
こちらは昨年、サツマイモ植えていたところです。稲は良くできています。どうやら、田畑輪換は良い方法みたいです

3号ほ場 4a有機栽培開始 平成19年
サツマイモを植えたのですが、マルチが破れています。
イノシシの害です。困ったものです。
4号ほ場 7a有機栽培開始 平成19年
昨年は稲でしたが今年は大豆ですが、鳩の害で、欠株が目立ちます

杉山
杉山は、毎年、いろんな方法に取り組んできましたが、今年は、やや生育が遅れ気味です。
1号ほ場4.9a 有機栽培開始 平成7年
今年は稲の出来が今一歩です。2号ほ場4.6a 有機栽培開始 平成7年3号ほ場4.2a  有機栽培開始 平成7年こちらも稲の生育が今一歩か、根がたくさん出ていません。イネミズゾウムシのせいでしょうか?

播元
1号ほ場 4a  有機栽培開始 平成21年播元さんは今年は稲はお休みで、サツマイモを栽培しています。生育は良いみたいですよ・

宮本
1号ほ場 15.0a 有機栽培開始 平成11年
昨年はすばらしい出来の宮本ほ場でしたが、今年は調子が悪い。水田からガスが発生して右写真のように根が弱いです。
少し田んぼを干して巻き返しをはかりたところです。
6月1日田植え、基肥は有機653を40㎏/10a散布し、その後、菜種粕を120㎏/10a散布しています。

光元
2号ほ場 有機栽培開始 平成17年草雑草も発生も少なく生育も順調です。根もしっかりとしています。

シンテッポウユリが大きくなった

1月に播種し、5月に定植し、すでに半年もつきあっている雷山1号です。
ここに来て、ぐっと丈は出てきました。梅雨も明けたので、病気も少なくなると思います。
8月が楽しみです。

写真の撮り方だけですが、ローアングルでとると、いかにもたくさん栽培しているように見えます。

有機栽培の稲に次なる難敵が

最近はずっと曇天の日々が続いていますが、雑草と稲の戦いはまだまだ続いています。結構稲も健闘しています。

しかし・・・。
稲は、やや軟弱気味に生育してしまい、「葉いもち」が出てしまいました。
有機無農薬で米作って18年目になりますが、いもち病が出たのは初めてです。それだけ、今まで稲の生育が悪かったのかもしれませんが。

雑草の「コナギ」には全然病気なんかは発生していません。天候が回復しないと、上位葉までますます蔓延したり、発生が広がったり、「穂いもち」になったりするのが心配です。なすすべ無しなので仕方ありませんが、稲が出来ないよりはましです。