稲刈り終了ですが・・・

有機JAS栽培の稲は、2度の台風で倒伏したり、田んぼに水が引かなかったりしまして、なんと、今年は田んぼに機械を入れることが出来ませんでした。恥ずかしい話ですが、水管理不足もありますが、とにかく、田んぼはぬかるみ、稲は倒れ、作業は困難を極めました。
空は秋晴れです。倒れたとはいっても、今年の有機JASの稲は、近年まれに見る良いできです。
このほ場は、3割くらいぬかるんでいて、手刈りし、残りの部分は、ぬかるみのところに「コンパネ」を敷いて、その上をコンバインを通して、何とか収穫出来ました。
問題は、昨日収穫した1号田の方で、このほ場はすべて手で刈りました。
このほ場5アールなのですが、3人で約6時間かかりました。
足元はこんなにぬかるんで、足跡ばかり。
刈った稲束をコンバインのところまで持っていかなくてはならず、運ぶだけでも大変つらかったです。日頃の水管理をおろそかにしたまさに悪戦苦闘の兼業農家とはこのことです。

 

秋空とため池とカモ

秋は農作業忙しいのですが、青空市へ出荷した帰り、ふと、ため池を見ると、カモが泳いでいました。車止めて見ると、雲一つ無い澄んだ秋空と池の水面のコントラスト、その上に広がっているカモの航跡、毎日忙しいのですが、こんな風景を愛でる余裕も大切です。