6月25日から取り組んでいる耕作放棄地の再生、地域への移住者たちが主体となって実施しています。本年度中に約80アールを実施する予定ですが、内20アールで大豆の播種までこぎつけました。
6月25日:刈り払い機で刈り取り
7月9日:雑草を焼却
7月10日:重機で竹、クズ、茅の株を掘り起こし
7月12日:耕耘整地、大豆播種
月: 2013年7月
アスパラガスの出荷
ネギ土寄せ
ナス
大豆と里芋
草マルチ
梅雨明け
講演会
我が町久米南町は平成の町村大合併をせず、単独で町政60周年を迎えます。過疎高齢化が進む中、「空き家×ひと×コミュニティ 私にできること。私たちにできること。」と題して「NPO法人尾道空き家再生プロジェクト」代表豊田雅子氏の講演会がありました。
全国に先駆けて高齢会がすすみ、平成20年には42.7%の高齢化率となることが予測されています。さらにその中でもわが集落はその先を行っています。今後ふるさとの維持発展のためには人の確保が不可欠と考えます。
一方、集落内から都市部へ移住した方々の家、農地が遊んでいます。これを有効に使って発想力ある若者の移住者受入がさらに進めば良いのですが、空き家はあってもなかなか貸してもらえないのが現状です。また空き家の再生コストや空き家の相続も大きな課題です。
今日の講演会では、尾道の事例が報告され、「観光・建築・コミュニティー・アート・環境」の5つの視点で空き家再生が行われている話を聞きました。特に心に残ったのは、「移住を通じて子供が増えたこと」「成功事例を作って信頼を勝ち得ること」です。先住民と移住者が双方より理解してうまく融和していくための活動が重要と考えます。