ワイヤーメッシュを敷設しています

イノシシの被害は中山間地域では何処も同じです。
わが集落では、数年前に集落全体を電気牧柵で囲い、その効果もあったのですが、最近は電気牧柵を押し倒したり、飛び越えたりして強行突破するものや電気牧柵を張ることのできない県道や町道から堂々侵入するイノシシもいます。また、担い手不足のため、電気牧柵のメンテナンスが十分できない場面もあります。
そこで、数年前からワイヤーメッシュの設置をすすめています。今年は国の補助事業を活用して設置作業を行っています。
まずは、どのルートに設置するか、集落内の方々と検討しました。

ワイヤーメッシュは最短距離で設置したいので、耕作放棄地の草刈りから始めます。下写真は草刈り前の状態です。

草刈り後の写真です。何年も放置されていて太い笹もたくさん生えていましたが、地図のとおり、水路と農道が出てきました。

いよいよ、ワイヤーメッシュの設置です。長さ2m、高さ1.2mのメッシュを鉄筋で固定していきます。

下写真が完成です。

今日は草刈りから始めたのですが120mを設置することができました(全部で2500mくらいの予定です)。