里芋とサツマイモ

有機栽培の水稲と輪作しているサトイモ、サツマイモです。
サトイモは、うね立て、植えつけ、マルチングして最近、マルチの下から芽が膨らんできて、そこに穴を開けて芽を出しています。だんだん良い感じになってきました。サトイモは水不足すると収量が下がるので、雑草対策のマルチの畝間は草マルチをして、さらには夏季にはには畝間かん水ができるようにしています。
サツマイモは今年は全面マルチにしてみました。雑草対策が一番なのですが、こうすることによってコガネムシが土の中に産卵しにくくなり被害が少なくなるようです。サツマイモは1500本くらい植える予定ですが、親芋から一気にその数のつるはできないので、4月下旬から少しずつ植えつけしています。最初に植えている株はだいぶ大きくなったので最後はその株からつるを採って植えつけします。何とか今月中には植え付けを完了したいと思います。
田んぼの周囲にはアザミがあ咲いています。このアザミ、きれいなのですが体に触れるととっても痛いのです。

イネ

ひだまり農園では、5カ所のほ場で有機JAS認定を受けて有機栽培を行っています。今年は水稲が3カ所、残り2カ所はサツマイモ、サトイモ、大豆を栽培する予定です。有機JAS制度以前から岡山県では独自の有機無農薬栽培認証制度があったので今年で有機栽培は21年目になります。しかし、なかなか生産量の安定は困難であり、試行錯誤の連続です。
写真は5月25日に田植えして2週間経過した有機栽培の水稲です。昨年はサツマイモを植えていたほ場とサトイモ・大豆を植えていたほ場です。
除草対策はアイガモ、アゾラ、動力除草機、手取り除草、手押し除草機、菜種かす、米糠、深水、2度代掻き、液体マルチ・・・・・色々試みてきました。何とか、今の時点では田畑輪換が省力的で安定していると思います。雑草は生えますが雑草より稲の方が勝ったら良いわけです。
今年もうまくいけば良いのですが、今月末頃には稲と雑草の勝敗が決すると思います。