有機JAS内部監査

今年の会員の有機栽培ほ場の巡回して内部監査を行いました。
水稲、大豆、サツマイモ等が主な品目です。
水稲は雑草の多いほ場やイネミズゾウムシに加害されたほ場もありますが、田畑輪換、大苗植え、屑大豆の施用、遅植え・・・等様々な工夫をしています。平成6年の結成以来、21年目になるのですが、まだまだ完璧な栽培方法は確立できていません。いろんな方法を会員で試しあってより安定した栽培を探っていきたいところです。
畑作物では、大豆、サツマイモ、サトイモ、小麦は水稲との輪作でうまくできるようになりましたが、葉菜類、果菜類は慣行栽培でもなかなかうまくできないので有機栽培にはまだ手が出せそうもありません。

台風8号

心配している台風8号、九州に上陸して、全国的には今後の雨や風が心配されています。しかしそうした中、幸いか、岡山は風も雨も予想される数値が出てません。蚊帳の外で良かったようです。
しかし、籾村は岡山の真ん中にあっても山の上にあるのでさすがに風が吹いています。スイートコンは先日までイノシシに攻撃されていたのですが、今度は台風の風で倒れてしまいそうです。まあ、なすがままです。

ケーズガーデン

明日の夜は台風来るみたいですが、農作物は露地栽培が中心の我が家ではなすがままです。農作業が一区切りついたので、美作市の先輩農家の所へお話に行きました。農業や地域づくり、移住者の受入、子供たちの話・・・話は尽きることがありません。久しぶりに良い充電ができました。
 ところで、行く途中に湯郷温泉付近で食事しました。美味しいランチセットでした。満足して店の外へ出ると、なにやら報道のヘリコプターが数えられる範囲で6機、上空を旋回しているではありませんか、そういえば、来る途中にパトカーもいました。後で分かったのですが、立てこもり事件があったそうです。

 

コロッケ

今日は予想より早く雨が降り始めたので午後は農作業を休んで、とれたての馬鈴薯とタマネギでコロッケを作りました。馬鈴薯はメークイーンです。湯がして、マッシュポテトにします。タマネギは挽肉(購入しました)と一緒に炒って、醤油、砂糖、日本酒で味付けしました。それをマッシュポテトと混ぜて、小判型に整形し、地元産の小麦粉と卵をつけて、パン粉(購入しました)をまぶして、野菜保冷庫で冷やして、揚げました。
4時から始めて完成は午後7時、わりと時間がかかりましたが、ちょうど仕事から帰った息子が一気に6個も食べてくれました。我ながら美味しくできました。
マッシュ

大豆にネキリムシ

ハトやウサギに攻撃されて欠株になった大豆の補植をしていたら、せっかく元気に大きくなっているのに今度はあちこちで株もとを何者かに切られてこけています。
株もとを掘ると「ネキリムシ(カブラヤガ)」を発見です。現行犯逮捕でハサミでチョキンと切ると、中から大豆の緑色の汁が出てきました。むごいですがこれが農業です。

イネミズゾウムシ

昨日のイネミズゾウムシの続きですが、昨日は稲の株や根の観察が不十分で、今日、よくよく見ると、たくさんの土マユが見られました。
稲の株は写真のとおり根がほとんど食われてしまっているので少なくて簡単に抜けます。株をよく見ると、幼虫も見えますがたくさんの土の玉(土マユ)が見えます(正露丸を小さくしたくらいの大きさです)。
その土マユを少し切ってみると中にこれからサナギになろうとしている老齢幼虫が見えました。
1つの株で10個くらいの土マユがついています。これでは稲が大きくならないのも仕方がないか。

ウサギに大豆を食われてしまった

ウサギに大豆を食われてしまった。
大豆を播いて、最初の子葉が出た頃にハトが子葉を食べに来ます。今年は「ロケット花火」を毎日打ち上げたのが功を奏したか家に近いほ場ではハトの害は比較的少なかったです。
しかし、子葉の次に初生葉が出て、そろそろ本葉が出だす今時期、ウサギが葉っぱを食べます。写真のようにウサギは子葉を食べず、初生葉や本葉を食べます。しかも、家から見えにくい山よりの場所で食害がまとまってありました。困ったものです。
これから、ウサギが食べる以上の速度で大豆は大きくなるのですが、莢が太り始める秋には今度はイノシシが食べにきます。
病害虫の発生ならそれなりに農薬等で防ぎようもありますが、鳥獣害の発生に使える農薬はほとんどありません。害鳥、害獣も生きていくために農作物を荒らします。我々も生きていくために農業していまうす。知恵比べが続きます。

稲の調子が悪い

今年は稲の調子が悪いです。全体的に分けつが少なく、稲が大きくなっていません。雑草がたくさん生えてしまった有機栽培のほ場では草に負けてしまいそうです。雑草が比較的少ない有機栽培のほ場でも分けつが少なく、調子が悪いです。
稲の株を抜いて水の中でふってみると、白い虫が浮いてきます。「イネミズゾウムシ」です。30年くらい前にアメリカからやってきた害虫です。幼虫が根を食い荒らしているので稲の株は簡単に抜けます。もう少しすると、幼虫はさなぎになって稲の根に土のマユを作ります。
コシヒカリの出穂まであと1ヶ月少々ですが、このままだと穂数が不足するし、雑草がますます繁茂して苦しい状況になりそうです。

イノシシが侵入

イノシシに連日ほ場に侵入されました。
昨日はジャガイモ、スイートコーンを食害され、あちこちに穴をあけ、あげくのはて、大きな糞まで落とされました。
実はこの冬、集落をワイヤーメッシュで囲ったのですが、さすがに県道や町道まで封鎖することができず、数頭が集落内に侵入しています。電気牧柵のチャックも行ったのですが、今朝もスイートコーンを手ひどくやられました。せっかく順調に育っているのに・・・・。大豆のほ場に大きな足跡がありましたが、なかなか大きな足なので大物かと思います。
困ったものです。今日も電気牧柵のチャックを行い、何とか侵入を防ぎたいところです。