下籾地域資源保全会

ひだまり農園のある下籾地区では、本年度から始まる多面的機能支払交付金制度を活用して地内の農用地、水路、溜池、農道を保全するために「下籾地域資源保全会」が発足しました。
協定参加予定者48名の内40名(内委任状18通)の出席があり、規約、役員、事業計画、収支予算案を検討し、組織が発足しました。
下籾地区は急傾斜な棚田が点在する過疎の集落で高齢者の中からは今後、5年間本当に農地が維持できるだろうか、共同作業に参加できるだろうかとの不安の意見が続出しました。しかし集落を守っていくには農地、農道、水路、溜池の維持は必要であり、様々な制度を活用して集落ぐるみで地域資源を守っていこうと合意形成ができました。
高齢者が多い集落ですが、高齢者、青壮年、移住者、女性が自分の持てる力を合わせて何とか地域が存続し、美しい景観が維持できればよいのですが。