下籾地域資源保全会

ひだまり農園のある下籾地区では、本年度から始まる多面的機能支払交付金制度を活用して地内の農用地、水路、溜池、農道を保全するために「下籾地域資源保全会」が発足しました。
協定参加予定者48名の内40名(内委任状18通)の出席があり、規約、役員、事業計画、収支予算案を検討し、組織が発足しました。
下籾地区は急傾斜な棚田が点在する過疎の集落で高齢者の中からは今後、5年間本当に農地が維持できるだろうか、共同作業に参加できるだろうかとの不安の意見が続出しました。しかし集落を守っていくには農地、農道、水路、溜池の維持は必要であり、様々な制度を活用して集落ぐるみで地域資源を守っていこうと合意形成ができました。
高齢者が多い集落ですが、高齢者、青壮年、移住者、女性が自分の持てる力を合わせて何とか地域が存続し、美しい景観が維持できればよいのですが。

豆類の収穫が終了

豆類の収穫が終了しました。
白大豆、茶大豆、のり豆、赤大豆、青大豆に引き続き、今日は黒大豆、小豆の抜き取り作業を行いました。
明日から寒くなりそうですが、その前に終わって良かったです。今月下旬には脱粒し、冬になると豆選り三昧です。

干しナス

干しナスの出荷を始めました。
この干しナスは収穫ピークに直売所に出荷しきれないナスをシイタケ乾燥機で乾燥させたものです。我が家では適当にきざんで(ポキポキと割って折って)味噌汁の具にしています。他にも温湯で戻して油炒めにしても美味しいです。これからの露地ナスの収穫がない時期にナスの風味を楽しむことができます。直売所(サンサンくめなん)にて売ってます。

溜池のサイホン化

ひだまり農園は山の上にあります。川がないので田んぼの水は溜め池から水路で運ばれてきます。
溜池は明治終わりから大正年間にかけて集落で耕地整理事業に取り組み新規開田と併せて造られました。現在8カ所の溜池を管理していますが多くの池では池の水を水路に流すために「樋」を抜く方法をとっています。
しかし、高齢化がすすむと樋を抜く作業は水の中に入って行う危険な作業になります。下籾水利組合では本年の事業として、より安全に池水を使用するため、1カ所の溜池で試験的にサイフォンを設置しました。(小深田池)
事業費は約100万ですが池の中に入らなくても高齢者でも安全に水を落とすことが出来るようになりました。次年度以降順次、このサイフォンを設置していきたいと思います。

町制施行60周年

久米南町制施行60周年記念式典がありました。
この中で産業建設功労団体で町長の感謝状の贈呈を受けました。
久米南町ができてから60年ですが、わが倶楽部ができてから21年です。よくよく考えればわが倶楽部もそんなに長くやっているのかと再認識しました。町などが主催する団体が多い中、独立独步の任意団体であるわが倶楽部が表彰されたことは大きな誇りだと思います。
今回の表彰を糧としてさらに、生産者と消費者の顔が見える農産物の生産と流通、都市と農村の交流に励んでいきたいと思います。
ありがとうございました。

歯医者

数日前から歯痛。昨日の夜はついに眠れぬ痛み。鎮痛剤も効きません。
先ほど歯医者から帰り、まだ顔面は麻酔が効いています。削って、神経をとってもらいました。治療中は痛みで脂汗が出ました。汗を拭いてくれた歯科衛生士さんが天使に見えました。