山野草で土作り

三寒四温で暖かい日も増えてきました。野山でウグイスのなきごえもだんだんと上手になってきました。
今年の作物栽培に向けて土作りを始めています。我が家の土作りの基本は、地域内の有機物を土作りに使うことです。のり面の多いので茅がたくさん生えます。秋に刈って束ねておいた茅を田んぼに散布しています。散布後は草刈り機で切断してトラクタで土に混ぜていきます。
これは私だけがやっていることではありません。ずっと昔から下籾地区の農家がみんあやってきたことです。田んぼを大切により良い土になるように脈々と努力が積み重ねられてきたわけです。
地域の過疎高齢化や米価下落のなかで茅が還元できなくなったり、耕作放棄される田んぼが増えてきました。残念な時代の流れです。我が家の耕作もあと十数年で終了してしまうかもしれませんが、最後まで田んぼは大切に育てていきたいです。