新たな移住者がありました、限界集落とはもう言わせない。

「限界集落」という行政用語があります。65歳以上の高齢者が過半に達した集落をそう呼ぶそうです。限界集落に生きてきた私どもにとってはますますやる気をなくす大変失礼な言葉かと思います。65歳はまだまだ我々の集落の中ではばりばりの働き手であり、70代でも大変元気な方が多く、集落を担っていただいております。
しかしながら数年後の未来予想は厳しいと想定されるし、空き屋も増えてきました。こうしたなか、集落や町の取組みや様々な要因も重なり、我が集落には近年移住者が増えてきました。昨日もまた、新たに大阪から若夫婦が子供3人とともに移住することが決まり、引っ越しの準備や地域への挨拶回りを始めています。ありがたいことです。
行政用語でどうでもいい話なのですが、我が集落は近年は高齢化率が5割を下回り、ついに限界集落ではなくなってしまいました。まだまだ一過性の流れかもしれませんが、家は世襲で代々つづくという日本古来の集落のあり方がだんだん変わってきているような気がします。家、農地といった地域の資源がうまく人から人へ受け継がれていく流れができてはじめて限界集落から脱することができるのかと思います。
今日は長文のみで失礼しました。

イノシシ捕獲用の箱罠を購入しました

イノシシ捕獲用の箱ワナを購入しました。
扉が落ちるところの金具のつけ方がよくわからず、近所の先輩猟師に指導を仰いでいます。

箱罠はイノシシが土を掘っているところに設置し、米ぬかを周囲に散布しました。とりあえずは米ぬかを食べてもらうまでは罠は作動しないようにしています。

ワラビがどんどん生えています

わが家は南向きの斜面にあります。
この法面には毎年たくさんのワラビが生えます。
毎朝少しずつ収穫して直売所へ出荷しています。
毎朝ワラビ狩りができて楽しいですよ。皆さんも、ワラビ狩りにおいでください。
しかし、たくさんワラビが生える背景には、この広大な法面の管理があります。毎年、草をきれいに刈り、刈った草は集めて田んぼに還元します。この重労働があってはじめてワラビがたくさん生えるのです。

彼岸桜

2月25日から、ハウスに入れて開花を促していたサクラ、そろそろ花が見えだしたので3月8日から、少しずつですが、出荷をはじめました。
無加温の小さなハウスでは、先日の寒さがこたえ、花が縮んだ感じになりました。でも、ピンクで可愛らしい花です。
サンサンくめなんに出荷してます。
家の中で春が感じられますよ。

町消防操法訓練大会

厳寒期から練習を繰り返し、今日は町の操法訓練大会。
普段どおりの実力を出し切ることができたかと思います。
今回の大会を通じて、順位は別として、部内の信頼関係がさらに深まったと思います。
選手の皆さん、サポーターの皆さんお疲れ様でした。

うちの部を支えてくれてる移住者5名です。

成績はともかく、参加することに意義がある。

家族経営協定

家族経営協定を締結しました。
我が家の農園は家族労働でまかなっていますが暗黙の了解で役割分担等はなんとなくできていますが、それをあえてそれを明文化することが家族経営協定です。
経営や家事の役割分担の、収益配分や給料、経営計画の設定、労働時間や休日、余暇、老後、相続などについて家族で話しあい、文書にして確認するものです。
そこまでする必要の賛否はあると思いますが、暗黙の了解では誤解も生じることもあるので締結することにしました。
内容はゆるめに設定し、作業の役割分担、農作業安全、地域活動への参加、そして年3回以上はリフレッシュの旅行をすること等としました。