今年初めて、インカのめざめというジャガイモを作ってみました。ジャガイモの植え付けも終わった4月上旬にたまたまJAに資材を買いにいったところ、売れ残りでシワシワになってしまっていた種芋がありまして、格安で売って頂き、栽培したのです。
ところが、収穫してみると結構良い芋ができていました。
今年はメークイン、アンデス赤、デジマを作っていたのですが、このインカのめざめ、オリーブオイルで焼いてみたり、茹でてみたり、素揚げにして味噌、清酒、砂糖で味付けしたりして食べてみましたが、甘くてしっとりしてとても美味しかったです。今日で3日連続で夕飯の主役はジャガイモです。

移住促進視察研修

定住対策について和歌山県大台町の大杉谷移住促進協議会へ視察研修・意見交換会に伺いました。
空き屋住宅の確保、地域住民に合意形成、お試し住宅の設置、等いろいろなことが参考になりました。
籾村セーフティーライス倶楽部は発足以来22年目になりますが、有機農業を行うにはその担い手の確保が必要であるとともに、集落が崩壊しないようにすることも重要な課題です。
有機農産物の生産技術、販路開拓に加え、今後はこのような集落組織の維持についても取り組んでいきたいと思います。

キク

日だまり農園の稼ぎ頭のお盆菊です。育苗時には親株管理の不徹底により、苗にキクの最も困った病気である「白さび」が出てしまったのですが、定植後の好天に恵まれ、今のところ病害虫の発生もほとんどなく、順調です。早い品種は蕾ができはじめています。
これから、梅雨の曇雨天や低温が続くと「白さび」が大変心配です。乾燥が続くとダニが出ます。農作物を毎日毎日よく観察して、早め早めの対応をしていきたいところです。

梅雨らしい天候

梅雨らしい天候になっています。ほ場が立体的に存在する日だまり農園では、法面がどんどん緑になっています。草は刈っても刈っても伸びてきます。
右上がナス、右手前はキク、手前はアスパラガス、電柱の向こうがコシヒカリ、その下が有機JASの野菜、その下が有機栽培のコシヒカリ、その手前が有機栽培のサトイモとサツマイモです。ほ場の様子が一目でわかることが唯一良い点です。

有機栽培のイネ

有機栽培のコシヒカリ、昨年はイネミズゾウムシに手ひどく根を食われてしまい、生育が押さえられ、雑草が繁茂して、今一歩の成績でした。今年は昨年より1週間田植えを遅らせて周囲のほ場の田植えが済んだ6月2日に植えました。今17日目です。だんだんと稲は元気に生育しているようにみえますが、イネミズゾウムシの成虫による食害、バッタの食害に遭い、葉っぱかなり痛めつけられています。おまけに、そろそろコナギもしっかりと生え出しました。
しかし、なんとなく、稲の葉の色が良いので根は元気だと思います。雑草や害虫がはびこるスピード以上に稲が大きくなればよいのですが、今年はどうなることか、楽しみです。

黒大豆の苗

6月15日頃に植える予定で6月1日に播いた黒大豆、芽が出てだいぶ大きくなって良い苗ができつつあるのですが、雨です。ほ場の準備ができません。しかし、雨が降らないと農作物は育たないし、なかなかバランスが難しいところです。
まあ、そのうち、良い天気になってほ場も乾くでしょうが、苗が大きくなり過ぎると困ります。

有機JAS認定機関監査

有機JAS認定機関監査を受けました。
毎年1回、認定機関である岡山県農業開発研究所の監査があります。生産管理記録、出荷記録、生産方針等を確認し、認定ほ場や作業場の確認を受けました。
有機JASはめんどくさい書類が山ほどいるし、監査手数料も結構かかりますが、何よりも記帳こそが貴重です。記録をちゃんとつけることで、栽培や管理の反省点や改善点が見えてきます。
今年も、みんないろいろな工夫をして雑草や病害虫に負けない農作物作りに励んでいます。

五百川

新しい品種の稲を田植えしました。
これは、極早生の品種で、生育が早く、8月下旬には早場米として収穫も可能で、コシヒカリより草丈が短く、倒性しにくく食味も良好だそうです。今年は通常の時期(今の時期)と遅植(6月20日頃)で比較して収穫時期や高温障害の有無や食味をみていきます。