先月NHKで放送されていたのですが、和歌山県古座川町では過疎化の中、21の神社のうち5社が氏子10人以下となって氏神様の存続に危機になっているとのことです。宮司さんも複数の神社を掛け持ちでもうこれ以上は困難だと嘆いていました。一方、わが籾山神社でも近未来にこのような状況になってしまうかもしれません。現在、約40戸の氏子がありますが、高齢者や独り暮らしの世帯が多く、神社を運営する総代(役員)、小部落輪番制で神事の準備をする宮庄屋のなり手が減っています。また、風雪や自然災害の中、神社の維持管理の経費負担もかさんできます。何とか悪循環を断ち切りたいところです。