大根の生理障害

厳寒の1月末に播種して、温度管理に気をつけて大切に育てた大根、大きくなって直売所へ出荷を始めたのですが、昨日はお客様からクレームがあり、白いはずの大根の内部の中心部分がが少し赤褐色に変色しており、その部分をかじると辛いこと・・・。
暖冬や春先の高温の影響でしょうか、残念ながら、今年は大根の赤芯症状が発生してしまいました。
なかなか、外見で赤芯症状の有無を判断することはむずかしく、わが家には超音波やMRIやCTのようなものはないので
、外観をよく観察し、何本の大根を切ってみて、傾向をつかむしかありません。
写真のようになんとなく、大根の肌につやがなくて、素直に太っていない大根には赤芯症状があるみたいです。このような大根は出荷せず、廃棄しかありません。外観が良くても、内部症状の発生の恐れがゼロとも限りませんし・・・かといって、大切に育ててた大根です。症状のない大根はとっても美味しく、野菜サラダにもってこいなのです。
直売所へ出荷していますが、万が一外れくじの大根に当たった方には大変ごめんなさいです。