大根初出荷

2月に播種した大根(春神楽)をやっと出荷することができました。
4月の低温のせいで、例年よりも10日遅い出荷です。今回は大きそうなのを選んで収穫しましたが重量は1.2㎏程度です。連休中にもっと出荷したいのですが、なかなか大きくなってくれません。

アスパラガスの播種

今のアスパラの栽培法は
1年目:セルトレーに播種し、ハウス内で9㎝ポットにて育苗、越冬は屋外
2年目:本田に定植して秋までに栄養成長をすすめる
3年目:春芽のみを収穫し、そのあとは水稲を作付する

昨年課題と改善策
1年目;9㎝ポット育苗段階で十分な大苗にならなかった?
播種から鉢上げまでは「有機育苗培土」でうまくいった
ポット育苗時、昨年は腐葉土不足で籾殻を使ったら不良
→有機JASでは今年は腐葉土がしっかりあるので、腐葉土をふんだんに使う
→IB化成の追肥は効果が高いので、慣行育苗も行う
2年目:有機JAS栽培では肥料不足で栄養成長が不足する
→有機JASでは有機653を大量施用する
→やっぱり、春先はアスパラガスの人気が大変高いので、化学肥料を用いた慣行栽培も行う。
→1年目の成長量が期待できる早生品種を導入してみる。(大宝早生)

ということで今年は、200穴のセルトレーにウエルカム(サカタ)を500粒、大宝早生(パイオニア)100粒、用土は有機JAS対応の有機育苗培土で播種しました。アスパラは硬実種子ということで、傷をつけるとか、3日間水に浸けるとかありますが、大宝早生の種子はチウラム処理されているので、袋から出してそのまま播種しました。
○大宝早生

○ウエルカム

ウーファーの出発

東京から来られた若い夫婦でした。将来は田舎への移住を考えているそうです。 マルチ張り、サツマイモの定植、キクの摘心、ワラビやアスパラガスの収穫、スイートコーンと稲の播種、稲の苗代作り等を手伝って頂き大変助かりました。 初めての経験ばかりで良かったみたいです。 今回はイノシシ肉でカレー、ギョウザ、そしてBBQを楽しんでもらいました。 4日間の短い時間でしたが、今回のWWOOFが彼らのこれからの人生の選択肢の参考になれば幸いです。

堀晃聡、向山麻依 2019.4.28~5.1