味噌仕込みマニュアル

1日目
(夕方)
洗米
白米2斗(30㎏)を2.5升づつ8つに分て、洗米する。洗米はとぎ汁が澄むまで丁寧に行う。
洗米した米は水に浸しておく。
2日目
(午後)
①米を蒸す
1段ごとに2.5升の米を入れ、蒸気が上の段まであがって25分経つと上段と下段を入れ替えて、更に25分蒸す。
②蒸し米をほぐす
蒸し上がった飯は、2.5升ずつほぐします。よくももみほぐして、米の表面に傷をつけることでより良い麹になります。
このとき、扇風機やウチワで風を送ってやり、温度を下げます。大体「人肌」くらいの温度まで下げます。
③麹菌を添加
種こうじは1袋で米15㎏用なので、あらかじめ4等分しておきます。
温度の下がった一部の蒸飯をボールに入れ、種こうじを加えておき、それを更に。蒸し飯全体に混ぜます。
④麹醗酵機に入れる
麹菌と混ぜた蒸し飯を麹醗酵機(恒温機)に入れます。
麹醗酵機のそこにぬるま湯を入れ、その上に布袋を入れ、蒸し飯をいれ、表面を平らにし、サーモのセンサーを挿し、布袋のふたをし、その上に濡れタオルをおきます。そしてふたをして、最初は34℃に温度を設定します。
⑤大豆を洗い、水に浸す
大豆は30㎏準備しますが、5㎏づつに分ける。大豆を洗う5㎏を半分に分けて洗うと洗いやすい。
洗った大豆は5㎏づつたっぷりの水に浸す。この5㎏分が、圧力釜に入る量です。
加工場には圧力釜が2個あるので、3回に分けて煮ることになります。
3日目
(AM10:00)
(PM15:00)
蒸飯(麹)をほぐす
麹菌は好気性なので空気を入れてやる事によって活発に働き繁殖して蒸し米は米麹になっていきます。そのためほぐす作業を2回行います。
麹醗酵機に入れた麹を午前10時と午後3時にほぐします。10時の時点では蒸飯が固まっているので、塊がなくなるまで丁寧にほぐすのでやや時間がかかります。
15時の時点では、もう麹の良い匂いがしてます。このときも塊がなくなるまできれいにほぐします。
ほぐした後は、同じように、ぬれタオルを上においておきます。
サーモスタットは10時には温度を36℃に、15時には38℃に調整し直す。
4日目
(朝から)
①大豆を煮る(圧力釜の操作)
一昨日から水に浸しておいた大豆は水を含んで大きくなっています。これを圧力釜に入れて煮ます。
圧力釜では、大豆が入っている金網の半分まで水に浸かるように水を入れ、ふたをして、強火とします。
このとき、空気抜きのネジを3回転ゆるめておきます。火をかけてしばらくすると、空気抜きのキャップから蒸気が勢いよく噴出してきます。このとき、空気抜きのネジを閉めます。すると、圧力メーターがどんどん上がってきます。0.5㎏のところで、ガスを弱火として圧力計に注意しながら20分で煮ます。
火を止めてから、圧力が下がるのを待って、できあがりです。
大豆は5㎏ずつ6釜煮ることになります。

②麹をほぐす
1つの恒温機から出来た麹を出して、よくもみほぐします。こうじは6等分(約3㎏)しておきます。12回に分けて味噌を仕込むことになります。
③大豆と麹と混ぜる
煮上がった大豆は、2等分して扇風機やウチワで扇いで、「人肌」くらいの温度まで下げます。
ミンチ機にかける
恒温器から6等分したこうじ、釜から2等分した大豆を混ぜてミンチ機にかけます。
④塩、「あめ」を加えて混ぜる
「あめ」(大豆の煮汁)に塩1㎏を溶かし、その汁をミンチから出てきた「味噌」とよく混ぜます。味噌の固さはこのとき「あめ」を更に加えて調節します。
⑤容器に入れる
「あめ」「塩」が加わった味噌を丸めて団子にします。
この団子を勢いよく、容器に投げつけて入れます。このことで、味噌の中に空気が混入するのを防ぎます。
この行程を12回繰り返して、大豆・米各30㎏分、約120㎏強の味噌になります。
⑥容器にふたをする
容器に入れ終わると表面を丁寧になるし、ポリで密閉し、食塩で押さえ、おまじないに鷹の爪を載せて仕込み完了です。

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