土作り

3月になって日射しも強くなり、ほ場もだいぶ乾いてきました。
そろそろ、今年の作付けにむけての準備を開始しました。
ひだまり農園ではそれぞれの作物に応じて有機栽培と慣行栽培で農作物を育てていますが、このほ場は慣行栽培のほ場です。
ここは、一昨年は水稲、昨年はナス・キュウリ、今年は花(キク・ユリ)を栽培する予定です。
まずは、昨年刈っておいた法面の山野草を草刈機で短く切って散布します。


次にPH調整のため炭酸石灰を散布します。PHとは水素イオン濃度の指数のことですが、7が中性でそれより低いと酸性、高いとアルカリ性です。作物にもよりますが、一般にはPHが6~7位の弱酸性が良いみたいです。このほ場の土は先日計測して5.1~5.2でした。一般にPHを1あげるためには10aあたり200㎏の苦土石灰が必要で、このほ場ではPHを1あげることを目標として、4.5aのほ場に90㎏の苦土石灰を散布しました。
ちなみに有機ほ場では石灰は有機石灰(セルカ)を使います。


草と石灰を散布したあとは、トラクタで耕しました。

土の検査

ほ場の土の検査をしました。
PHとECを計測したのですが、どうやら、長年野菜を連作していて生育の悪い場所は強酸性で肥料がたくさん残っているようです。
大豆と稲を交互に栽培して定期的に炭酸苦土石灰を入れているほ場は正常値でした。
ちゃんと土の様子も把握せず、惰性で作物を栽培していて恥ずかしいかぎりです。

有機野菜ほ場の定植準備

明日は午後から雨になるそうなので、有機栽培の野菜のほ場の畦立て&マルチを一日かけて行いました。
ここには、里芋(マルチする前に植えつけ済みです)、ウリ、ズッキーニ、カボチャ、オクラ、モロヘイヤを植えつける予定です。やっと夕方になって作業完了で疲れ気味です。

マムシ

先日は雨がしっかり降ったので今日は田んぼの周囲の草刈りをして水溜をしました。
今年2匹目のマムシ遭遇です。今回のはなかなかの大物で、草刈り作業中には気づかないままにまっぷたつに切っていました。刈った草を田んぼに入れているときに気づきました。びっくりです。写真を撮った時はほとんど瀕死ですが、まだ生きてました。
今年はよく気をつけないと噛まれるかもしれません。注意します。
なお、マムシの周りに大豆や小豆があるのは、手選別した屑大豆や屑小豆はイネの生育促進のために散布しているものです。

WWOOF受入れ4日目

WWOOF受入れ4日目は直売所への農産物出荷、手作り豆腐体験、ミツバチの観察、里芋の収穫、近所の有機農業の仲間や移住者との交流、そして5日目は里芋の出荷、ヤナギの出荷、近所の移住者の住居のセルフビルドの現場見学を行いました。
この前の土曜にしっかり雨が降ってなかなか田んぼの土が乾かなかったのですが、春の日射しでやっと乾いてきたので、今日は豆殻の堆肥の散布作業を手伝って頂きました。有機農業では欠かせない作業です。気温は低いですが午後の日射しの中、しっかりと心地よい汗をかきました。
作業は疲れましたが、作業が終わったときに見た美しい景色で疲れが癒やされたみたいです。ひだまり農園への滞在はあと2日になりました。さあ、明日はどんな楽しみが待っているでしょうか。

 

サツマイモ畦立て

4月は中旬まで雨が多くて圃場が乾かず、畑作物の栽培の準備が遅れていますが、4月下旬は晴天の日が続き、圃場が乾いてきたので、畦立てを始めました。昨日はサツマイモの畦立てしました。これからは畦立て、マルチング、定植と農作業が忙しくなってきます。
新緑の森に囲まれた圃場で作業するのはなんとなく健康に良さそうですです。