山野草で土作り

三寒四温で暖かい日も増えてきました。野山でウグイスのなきごえもだんだんと上手になってきました。
今年の作物栽培に向けて土作りを始めています。我が家の土作りの基本は、地域内の有機物を土作りに使うことです。のり面の多いので茅がたくさん生えます。秋に刈って束ねておいた茅を田んぼに散布しています。散布後は草刈り機で切断してトラクタで土に混ぜていきます。
これは私だけがやっていることではありません。ずっと昔から下籾地区の農家がみんあやってきたことです。田んぼを大切により良い土になるように脈々と努力が積み重ねられてきたわけです。
地域の過疎高齢化や米価下落のなかで茅が還元できなくなったり、耕作放棄される田んぼが増えてきました。残念な時代の流れです。我が家の耕作もあと十数年で終了してしまうかもしれませんが、最後まで田んぼは大切に育てていきたいです。

大豆の豆ガラをほ場に散布しました

昨年サツマイモを栽培したほ場に豆ガラを散布しました。
約30a分の豆ガラ、結構ありました。運搬車に4台分です。
このほ場は有機JASほ場で、田畑輪換をしています。「田畑輪換」とは
稲→サツマイモ→稲→大豆→稲→・・・・といったように稲と畑作物を毎年交互に栽培していきます。こうすることで雑草の発生の抑制や相互の作物の生育も良くなります。特に大豆の跡の稲は良くできます。サツマイモの跡には豆ガラや茅などを土作りのために多めに散布しています。
今年も良いお米がとれますように!と念じて作業しています。

マルチ張り

昨日作業途中だったほ場のマルチがけが終了しました。
このほ場は有機JAS認定ほ場で、昨年は水稲を栽培しましたが、今年はサツマイモを栽培する予定です。
写真で分かるように、ひだまり農園のほ場山の上にあります。サツマイモの大敵のイノシシは下の山から登ってきます。今年の冬にワイヤーメッシュを設置したのでイノシシは登ってこれないと思います。
ほ場の周りでは「ジュウニヒトエ」が咲いていました。

マルチ張り

昨日の早朝に久々にまとまった雨が降り、うね立てしたほ場もしっかり水をもらったので朝から晩までマルチがけをしました。
しかし、今日は風が強くて作業が大変でした。しかも夕方には寒くなってくるし・・・・・。
せっかくもらった雨ですので、夕方まで頑張りましたが、約8aできののみです。明日も頑張ってマルチします。
私は畝も通路もすべてマルチします。何より雑草対策ですが、定植や初期の管理作業時にくつに泥が付かないのもメリットです。
ほ場周囲の木々は新芽をふかせ始めました。ひだまり農園ではだんだんと農作業が忙しくなる季節を迎えます。

ナスのうね立て

ナスのうね立てを行いました。ナスは有機栽培ではなくて慣行栽培で作っています。今年は元肥に作物の生育に合わせて、肥料成分の溶出を調節するコーティング肥料「エコロング」を元肥に使ってみました。2aでエコロング424(140日タイプ)を60㎏、やさいいちばんを20㎏施用しました。
あとは、200㎝幅でうね立てし、うね長はほぼ100mと計画どおりです。
ほ場の周囲にはオオイヌノフグリがたくさん咲いています。

キクの畦立て

キクのうねがやっとできました。5aのほ場に、野菜いちばん、燐加安44号、CDUs682を各々20㎏ずつを元肥として散布し、トラクタで耕耘、120㎝のうね幅となるように計測して消石灰と足跡で印をつけて、一輪管理機で3回通り、くわ、じょれんで修正して出来上がりです。週末に雨がふりそうなので、雨をもらってからマルチングします。
今日も一日暖かく穏やかな日でまさに春爛漫、ひだまり農園の南向きの斜面は一杯の陽射しを浴びています。

土作り作業中、虹が

私のほ場の土作りは、地域内の有機物であるのり面や採草地の草、ほ場周囲の広葉樹の落ち葉の活用を基本としています。今日は昨年刈って積んでおいた山野草をほ場に散布して、トラクタで耕耘する作業を行っています。

作業していると、今年初めての虹を見ることができました。
よく見えませんが、トラクタの左上に出ています。