土作り

今年、里芋、大豆、サツマイモを有機栽培していたほ場、無肥料なので土作りは重要な作業です。まずは先日脱粒した「豆ガラ」を散布しました。有機物は田んぼ周囲の有機物を活用することが基本です。あとは、のり面の「カヤ」、「アベマキ」「コナラ」等の落ち葉を入れていきます。 田畑輪換を行っているので来年は水稲を栽培する予定です。

田畑の農作物の収穫がだいぶ終わります。のり面の草は
来年以降の作物のため必要な土作りに欠かせない貴重な地域内循環有機物です。
秋以降に刈った草は束ねて大切にとっておきます。

山野草堆肥を田んぼに入れて耕耘しました

今日はとても暖かい日であり、田んぼのよく乾いたので昨年秋に刈った茅を田んぼに散布して耕耘しました。茅は長いので草刈り機で短く切って散布します。
堆肥と言えば家畜糞尿のものを連想しますが、土作りに使う有機物はなるべく地域外からは導入せず、昔からやってきた方法で確保することに心がけています。

一度の耕耘では土に混ざりませんが、これで5月頃になると土と一体化します。

したの方で誰か「ふきのとう」とってる。

腐葉土

野菜等のポット育苗の用土には腐葉土は欠かせません。軽くて通気性があり、粘土質の水田の土と混ぜて育苗土を作っています。
数年おきに作るのですが、そろそろ前回作ったのが少なくなったので作ることにしました。まずは落ち葉を集めます。主にアベマキ、コナラ等の落葉広葉樹のものを使います。この場所は田んぼののり面です。私の地区は山の上にあるので、田んぼの下は山になっています。最近、薪炭を使わないので、ごらんのとおり、巨木になってしまいました。

持ち帰った落葉は、水をかけながら、「米ぬか」と一緒に踏み固めます。
これで、C/N率を合わせるつもりですが、落ち葉も米糠も適当な量です。

完成です。これで、途中切り返しを行い、来年の野菜苗の育苗に使えます。

有機栽培ほ場に大豆の莢を散布しました

昨年11月に脱粒した大豆の莢や茎は山野草とともに貴重な肥料源です。約15アール分の大豆で、運搬車2はいありました。

約7アールのほ場へ散布しました。このあと、山野草堆肥、屑大豆を散布して土作りします。
今年も美味しいお米ができますように!!