たくさん良いことがありました。
まずは、大阪からの新たな移住者がいよいよ引っ越してこられました。
おりしもちょうど仲間が有害鳥獣駆除のワナでイノシシがとれました。
早速夜には、シシ肉をBBQを中心に、引っ越し来られた方の歓迎会を行いました。
ちょうど私の誕生日だったので、子供たちに祝っていただき、大変うれしかったです。久々にわくわくしました。
数年前には子供は全くいない静かな山村でしたが、こんなに多くの子供たちと賑やかな時間を過ごせるとは思ってもいませんでした。ありがとうございました。
タグ: 村街交流
味噌仕込みワークショップ
第2ラウンドの味噌仕込みです。今回はワークショップ形式です。私どもの属する下籾発酵クラブでは3月29日にもむらふれあい交流館の農産加工場で味噌作り体験会を行いました。同クラブは数年前から素材にこだわった味噌作りに取り組んできました。今回は町内外から4家族を招いて樽詰めまでしてお持ち帰りいただきました。参加者からは「とても楽しかった」、「子供達が興味津々で家とは違い進んで作業に参加して良い経験になった」等の感想がSNSを通じて送られてきました。
今まで、味噌の作り方は地域のベテランの方々から教わってきました。また、今回は根気がいる豆選別を高齢者に依頼し、そのお返しを味噌でする試みを行いました。地域のベテランの方々には学ぶことがたくさんあると痛感いたしました。ありがとうございました。
まずは本日の加工工程を確認して、味噌作りの勉強会です。
新たな移住者がありました、限界集落とはもう言わせない。
「限界集落」という行政用語があります。65歳以上の高齢者が過半に達した集落をそう呼ぶそうです。限界集落に生きてきた私どもにとってはますますやる気をなくす大変失礼な言葉かと思います。65歳はまだまだ我々の集落の中ではばりばりの働き手であり、70代でも大変元気な方が多く、集落を担っていただいております。
しかしながら数年後の未来予想は厳しいと想定されるし、空き屋も増えてきました。こうしたなか、集落や町の取組みや様々な要因も重なり、我が集落には近年移住者が増えてきました。昨日もまた、新たに大阪から若夫婦が子供3人とともに移住することが決まり、引っ越しの準備や地域への挨拶回りを始めています。ありがたいことです。
行政用語でどうでもいい話なのですが、我が集落は近年は高齢化率が5割を下回り、ついに限界集落ではなくなってしまいました。まだまだ一過性の流れかもしれませんが、家は世襲で代々つづくという日本古来の集落のあり方がだんだん変わってきているような気がします。家、農地といった地域の資源がうまく人から人へ受け継がれていく流れができてはじめて限界集落から脱することができるのかと思います。
今日は長文のみで失礼しました。
移住大使
高梁市油野地区と担い手確保につて意見交換会を行いました
今日は高梁市備中町油野地区の人農地プランの役員の方々に下籾に視察・意見交換会においで頂きました。
油野地区は岡山県内でも代表的なトマトの産地であり、約20年前から新規参入者を受け入れてきました。第一号のIターンでの農業新規参入者であるYさんが人農地プランの代表をつとめています。油野地区も下籾と同じような山の上にあり、交通の便が悪く、過疎高齢化に悩んでいるそうです。
今日は、下籾の中山間集落協定や人農地プラン、多面的機能支払い制度等への取り組み、移住者の受け入れと協力関係の構築、などについてお話をさせて頂き、様々な意見交換ができました。
移住者と先住者が相互理解をすすめ、集落にとけ込むためのハードルを下げ、移住者と先住者が相互に力を合わせてよりよい地域作りをしていくことが良い方向であることが再確認できました。
今度は是非油野地区へもお邪魔してみたいと思います。2時間もかかる遠方よりありがとうございました。