耕作放棄地の再生に向けて

高齢化と人口流出で担い手のいなくなった水田がたくさんあります。先祖が苦労して村のため、家族のために開いた水田、なんとも言えません。このエリアだけでも1ha以上の水田がまとまって不作付けになってもう10年くらいです。

というわけで、近年集落に移住してきた若者、これから移住希望の若者、(地域の平均に比べては明らかに若者)&先住民の私、6名でこれから80aの水田の再生を行おうとしています。

20代、30代、40代、50代、60代が揃っています。ちなみに私50代で、若者にはなかなかついていくのがしんどいですが、朝9次から夕5時まで、草刈り機タンク4杯刈りました。

今日だけで、約20a草刈しました。10年くらい作付けされていないので、くず、ササ、すすき、竹等おびただしい雑草です。ここには大豆を作付けする予定です。
まだまだ始まったばかりの耕作放棄地再生ですが、再生された農地が今後も継続して作付けされるよう、農業の担い手ろ増やしていきたいところです。

BBQ大会

この春、新しく移住された人、就職した人、入学した人、農業を始めた人、そして退職した人。
皆さんのお祝いとこれからこ活躍を願って、BBQ大会です。
手作りのピザ、まんじゅう、玄米おにぎり、イノシシ肉、タマネギ、アスパラ、鶏の丸焼き・・・ほとんどものが地元産で手作りです。ディジュリドゥにも挑戦しました。
しかし何よりも子供たちが増えることはとても良いことです。

消費者交流会④ ~食事編~

昼食は地域の旬の食材にこだわった天ぷら、BBQで楽しみました。

天ぷらの材料は、皆さんに収穫してもらったタラ芽、コシアブラ、クズの芽、ミツバ、ヨモギ、カキドオシ、アスパラガス、倶楽部員が栽培した椎茸、サツマイモです。小麦粉も、倶楽部員が有機栽培した小麦で作っています。

BBQは、倶楽部員が捕獲したイノシシの肉をメインとし(さすがに牛肉は購入しました)、倶楽部員が栽培したアスパラガス、新タマネギ、春キャベツ、タケノコ、サツマイモです。皆さん美味しく頂いてもらいました。

次回は、秋に収穫祭を行う予定ですのでお楽しみに!!

消費者交流会③ ~おにぎりづくり大会~

毎年恒例のおにぎり作り大会ですが、今年は皆さんに「玄米食」になじんで頂こうと玄米のおにぎりに挑戦して頂きました。玄米は普通の炊飯器でも玄米モードで炊くことができますが、やや固くなってしまいます。そこで、圧力釜で炊飯しますと柔らかい食感のご飯にすることができます。水は玄米の1.2~1.3倍とし、あとは圧力釜のマニュアルに沿って炊けばよいようです。今回も美味しそうに炊けました。

いつもは、より100gに近いおにぎりを作って競っていたのですが、今回は、皆さんの好みに応じたおにぎりを作って頂いて、自己申告の重さと実際の計測した重さの正確さを競いました。
皆さん真剣におにぎりを作りました。この炊き方だとボソボソ、ボリボリしないので、おにぎりもつくりやすかったようです。

さあ、計測結果はいかがだったでしょうか?
第一位は自己申告110gで計測値109gの岡山市在住のMさん、第二位は自己申告102gで計測値101gの岡山市在住のYさんでした。入賞者には豪華地元農産物が贈呈されました。

玄米おにぎりは皆さん、意外に美味しいと言われ、残ったご飯も自分で追加のおにぎりで食べられました。
おかげで、私は玄米おにぎりを食べ損なってしまいました。 (涙)

消費者交流会② ~よろず体験~

消費者交流会でが籾村の良さを色々な体験を通じて体感して頂いています。
今回、初企画、山羊とのふれあい体験です。籾村セーフティーライス倶楽部会員の杉岡が飼育している山羊です。先日赤ちゃん山羊が生まれたばかりで大変愛らしいです。

カブトムシの幼虫探しです。宮本会長の家の周囲の広葉樹の落ち葉の中にカブトムシの幼虫がいました。

子供たち喜んで探しましたが、やや、グロテスクです。

アスパラガス収穫体験です。これはお昼にバーベキューや天ぷらでいただきました。

消費者交流会① ~山菜狩り~

有機農産物を生産するグループ籾村セーフティーライス倶楽部では毎年お客様を対象に交流会を開催して顔の見えるお米の産直をすすめています。
今回は春の交流会です。非常に好天に恵まれ、まずは山菜狩りです。
ワラビを中心に、ノビル、ゼンマイ、フキ、等をとりました。

野山は新緑で美しく、空も青く晴れ渡っています。しかし、籾村の地形は傾斜が急です。

今年は4月に入って寒い日が多かったので、ワラビは例年よりやや少なめでしたが、しっかり収穫できました。

移住される方の引っ越し

茨城県から新たに移住される方の引っ越しをお手伝いしました。私は単身赴任以外では引っ越ししたことないのですが、数々の荷物にたくさんの思い出が伺えますとともに、今後の生活への期待と不安が感じられます。
過疎高齢化が進むわが地域では彼らのような若いマンパワーは大変貴重な存在です。みんなで応援して早く地域に溶けこんで頂きたいと思います。