水田雑草の花

有機栽培の稲は相変わらず雑草と競争状態ですが、やや稲が勝っているようです。
明日から8月、そろそろ、出穂が近づいてきました。

田んぼを上から見ると、稲が断然よく見えるのですが、田んぼの中に入ってみると、いろんな草が生えているし、かわいい花を咲かせている草もありました。
稲の株もとにたくさん生えているコナギの花です。かわいいのですが、花が咲けば、実になり、来年もたくさん生えます。まあ、仕方ないか。

「アゼナ」の花です。この草もよく生えますが、困ったことにはなりにくい雑草です。

「ホソバミソハギ」です。この草は、これから、どんどん長くなって、稲より長くなり、収穫作業の邪魔をします。今のうちに抜きました。

5月も残りわずかになりましたが、5月といえば柏餅です。
近頃やや忙しく、柏餅もブログ更新も出来ていません。
和たちたちの地域の棚田には、このように柏が普通に生えています。
昔、山であったところを開墾して田んぼを作ったので株が残っているのかもしれませんが、秋になると草刈の邪魔になります。はよー田植えがすんだら柏餅を作ってみたいものです。

フデリンドウがたくさん

今年も、フデリンドウの季節になりましが、例年になくたくさんの花を咲かせています。ちなみにここは、田んぼののり面です。

ところで、フデリンドウはタンポポと同じように、日が照ってないと花が咲きません。同じ場所で、午前中に撮った写真です。↓ 咲いていません。

花は可憐で、大好きです。色も最高です。

春の黄色い花

春の花は黄色い花が多いような気がします。
まずは定番のカンサイタンポポ。ちまたでは「西洋タンポポ」の繁殖力に苦戦している地域が多いようです。わが屋の周囲はすべて国産のタンポポです。
しかし、国道や県道沿いには、西洋タンポポが進出して来ています。西洋タンポポは派手ではありますが、清楚さがないので好きになれません。国産のタンポポも囲まれている私の集落を誇りに思います。

次は、ウマノアシガタ(いわゆるキンポウゲ)です。この花の光沢ある黄色は好きです。

近所の桜に思う

今朝も満開の桜の写真です。近所の方の桜ですが、集落内の桜の中でも最も花つきがよいと思います。

ちまたでは、東日本の深刻な事態が報じられていますが、私たちに出来ることって何でしょうか? たまたま知り合いの友人が福島で被災し、その友人とその方の知り合いの2家族を私たちの集落で受け入れることになりました。まさに友達の友達は友達です。
私たちの集落は、高齢化が進み、空き家も結構あります。小学生なんかいません。年寄りばかりです。そうした中、いろいろなネットワークの中で、集落内でも調整がつき、空き家も持ち主のご理解も得られ、もうすぐ、わが集落に小学生が一気に4人も増えます(元々ゼロなので増えるという言葉は適切でなくですが)。福島から遠く離れた過疎地区からのささやかな応援です。
ちなみに、この家は空き家ではありません。独居老人が家と田んぼを守っています。