溜池の水で水ためしました

今年は気象庁は梅雨に入ったと言っていますが、5月は非常に降水量が少なく、田植えの準備が進んでいませんでしたが、6月1日から溜池の水が落ち、水ためをしました。

私たちの集落は山の上にあるので水は非常に貴重なものです。このため、「水番」が溜池の水を田んぼに配ります。水番は早朝から溜池の樋を抜いて大切な水を無駄なく配ります。この作業をしながら自分の田んぼの水ためするのはとてもしんどいので、この日はトラクタのオペレーターは妻にお任せです。

溜池の草刈り

11月も下旬となり、今朝は大霜でした。今日は、下籾地区の溜池の草刈りです。
山の上で川のない下籾地区では大小12個の溜池があり、水田を潤わせています。
溜池は単に水田の灌漑だけでなく、防火用水でもあり、地区住民総出で作業を行います。
地区で、5つのグループに分かれて手分けして草刈りを行います。
もむちゃんの組は源田組で清水池、興善寺池を刈ります。
美しい紅葉と青空をバックに、清水池の草刈り作業です。

興善寺池です。

今日は、竹実組では、法事等で欠席者があり、作業が遅れ気味で、源田組が応援に行って合同で作業を行いました。竹実・源田組の精鋭の草刈り部隊の勇姿です。

溝さらえ

今度の土曜日から、ため池の水が落ちます。これで田植えの準備が加速されます。今日は、集落総出でため池の用水路の溝掃除です。各地区で手分けして、早朝から作業を行いました。
ため池の水は、水田の用水だけでなく、防火用水でもあり、稲作を行わない方も含めて、集落総出で行います。

水番終了

梅雨明けで、田んぼの水もなくなったので、ため池の水を配りました。やっと終わって、樋を挿しました。
今日一日で32個ある池の樋のうち、1本があがりました。1日で約5haの田んぼに水を配りました。
しかし、今年は、どんなに照ってもため池の水は大丈夫です。
この樋は最近改修したもので、鎖を引っ張ればあくようになっています。池の水はまだまだあるので今年の米作りは安心です。私たちの集落には、地区の水利組合の管理するため池がたくさんあります。ここは最も大きい池で、満水面積は約2ha、約8万トンの水をたたえています。

ため池の土手の草刈り

今年は、春先から6月にかけては降水量が極端に少なく、田んぼの準備には苦労しましたが、ため池のおかげで、田植えができ、おいしいお米もたくさん収穫することが出来ました。集落総出でため池の草刈り作業を行いました。私たちの地区が超高齢化した限界集落ではありますが、ため池は水田のかんがいのほか、山の上の私たちにとっては大切な防火用水でもあります。町に出ている方もこの日は帰って来られて高齢者と一緒に汗を流して頂きました。皆さんご苦労様でした。有り難うございました。
今年は7月以降は多雨になり、6月末には貯水量が大幅に減ったため池も、満水状態になりました。ちょうど、紅葉も美しい時期を迎え、草刈りの休憩時には紅葉見物を行うことも出来ました。