サトイモがだいぶ大きくなってきました。
サトイモは有機栽培ですが、比較的病害虫の被害で出にくい野菜です。この時期、スズメガの幼虫が葉っぱを食います。
なかなか鮮やかな色彩で、大きくなるし、やや恐いのですが、ほ場を見回り、見つけたらハサミで切って捕殺しています。ごめんなさい。将来、スズメガに生まれ変わったら私もこんなめに遭うのでしょう。

キク

日だまり農園の稼ぎ頭のお盆菊です。育苗時には親株管理の不徹底により、苗にキクの最も困った病気である「白さび」が出てしまったのですが、定植後の好天に恵まれ、今のところ病害虫の発生もほとんどなく、順調です。早い品種は蕾ができはじめています。
これから、梅雨の曇雨天や低温が続くと「白さび」が大変心配です。乾燥が続くとダニが出ます。農作物を毎日毎日よく観察して、早め早めの対応をしていきたいところです。

有機栽培のイネ

有機栽培のコシヒカリ、昨年はイネミズゾウムシに手ひどく根を食われてしまい、生育が押さえられ、雑草が繁茂して、今一歩の成績でした。今年は昨年より1週間田植えを遅らせて周囲のほ場の田植えが済んだ6月2日に植えました。今17日目です。だんだんと稲は元気に生育しているようにみえますが、イネミズゾウムシの成虫による食害、バッタの食害に遭い、葉っぱかなり痛めつけられています。おまけに、そろそろコナギもしっかりと生え出しました。
しかし、なんとなく、稲の葉の色が良いので根は元気だと思います。雑草や害虫がはびこるスピード以上に稲が大きくなればよいのですが、今年はどうなることか、楽しみです。

ネキリムシ

ネキリムシは色んな野菜の茎を切ってしまいます。大豆、ネギ、スイートコーンがよく攻撃されます。
今日はサツマイモの苗が1本攻撃されました。サツマイモがネキリムシにやられたのは初めて見ました、サツマイモの茎は結構太いのですが、株元にはとっても大きなネキリムシがいました。
びっくりでした。

キュウリがピンチ

先日定植したキュウリですが、何本か「つる枯れ病」にかかってしまいました。数株が株元がくびれて枯れていってます。定植2日後の7月20日に短時間にたくさん雨が降って跳ね上げられた土の影響か、元々土壌の病原菌の密度が高いのか、原因はよく分かりません。
このままどんどん株が枯れてしまうのがまずいので、薬剤の土壌灌注や罹病部への薬剤塗布で手当をしました。このままおさまってくれればよいのですが・・・・。

大豆にネキリムシ

ハトやウサギに攻撃されて欠株になった大豆の補植をしていたら、せっかく元気に大きくなっているのに今度はあちこちで株もとを何者かに切られてこけています。
株もとを掘ると「ネキリムシ(カブラヤガ)」を発見です。現行犯逮捕でハサミでチョキンと切ると、中から大豆の緑色の汁が出てきました。むごいですがこれが農業です。

稲の調子が悪い

今年は稲の調子が悪いです。全体的に分けつが少なく、稲が大きくなっていません。雑草がたくさん生えてしまった有機栽培のほ場では草に負けてしまいそうです。雑草が比較的少ない有機栽培のほ場でも分けつが少なく、調子が悪いです。
稲の株を抜いて水の中でふってみると、白い虫が浮いてきます。「イネミズゾウムシ」です。30年くらい前にアメリカからやってきた害虫です。幼虫が根を食い荒らしているので稲の株は簡単に抜けます。もう少しすると、幼虫はさなぎになって稲の根に土のマユを作ります。
コシヒカリの出穂まであと1ヶ月少々ですが、このままだと穂数が不足するし、雑草がますます繁茂して苦しい状況になりそうです。

雑草とイネの競争

田植えして1ヶ月を経過した有機栽培の稲です。
コナギがどんどん大きくなって稲と競争しています。この競争に稲が勝つと良いのすが・・・・。今が稲VS雑草の正念場です。
やや色が落ちてしまってあまり大きくなっていない部分があります。これは「アオミドロ」とイネミズゾウムシのダブルパンチをくらったところです。この部分は稲の敗色が濃厚です。

サツマイモにイモコガ発生

4月から定植を始めたサツマイモ、いま7割程度定植ができてます。これからは早く植えた株からイモヅルを採って定植をしていきます。
早く植えた株には「イモコガ」がたくさん発生して葉っぱを食べています。
まあ、全部食べられることはないと思うのでそのままにしておきます。