アスパラガスに茎枯病発生

4月から5月にかけて収穫したアスパラガス、5月下旬に収穫を中断し、茎を立てています。十分茎が立った今頃から、夏芽の収穫を始めています。夏芽は春芽に比べて繁ったアスパラの株元に生えるので色がやや薄いです。
しかし、残年ながらアスパラガスの致命傷となる「茎枯病」という病気が出始めました。なかなかこの病気を防ぐのは困難ですが、夏芽をちゃんと収穫して、風通しをよくすることが大切みたいです。なんとか秋まで枯れずに元気に育ってくれれば来春も美味しい春芽がじゃんじゃんでるのですが・・・。

サトイモがだいぶ大きくなってきました。
サトイモは有機栽培ですが、比較的病害虫の被害で出にくい野菜です。この時期、スズメガの幼虫が葉っぱを食います。
なかなか鮮やかな色彩で、大きくなるし、やや恐いのですが、ほ場を見回り、見つけたらハサミで切って捕殺しています。ごめんなさい。将来、スズメガに生まれ変わったら私もこんなめに遭うのでしょう。

キク

日だまり農園の稼ぎ頭のお盆菊です。育苗時には親株管理の不徹底により、苗にキクの最も困った病気である「白さび」が出てしまったのですが、定植後の好天に恵まれ、今のところ病害虫の発生もほとんどなく、順調です。早い品種は蕾ができはじめています。
これから、梅雨の曇雨天や低温が続くと「白さび」が大変心配です。乾燥が続くとダニが出ます。農作物を毎日毎日よく観察して、早め早めの対応をしていきたいところです。

有機栽培のイネ

有機栽培のコシヒカリ、昨年はイネミズゾウムシに手ひどく根を食われてしまい、生育が押さえられ、雑草が繁茂して、今一歩の成績でした。今年は昨年より1週間田植えを遅らせて周囲のほ場の田植えが済んだ6月2日に植えました。今17日目です。だんだんと稲は元気に生育しているようにみえますが、イネミズゾウムシの成虫による食害、バッタの食害に遭い、葉っぱかなり痛めつけられています。おまけに、そろそろコナギもしっかりと生え出しました。
しかし、なんとなく、稲の葉の色が良いので根は元気だと思います。雑草や害虫がはびこるスピード以上に稲が大きくなればよいのですが、今年はどうなることか、楽しみです。

ネキリムシ

ネキリムシは色んな野菜の茎を切ってしまいます。大豆、ネギ、スイートコーンがよく攻撃されます。
今日はサツマイモの苗が1本攻撃されました。サツマイモがネキリムシにやられたのは初めて見ました、サツマイモの茎は結構太いのですが、株元にはとっても大きなネキリムシがいました。
びっくりでした。

キュウリがピンチ

先日定植したキュウリですが、何本か「つる枯れ病」にかかってしまいました。数株が株元がくびれて枯れていってます。定植2日後の7月20日に短時間にたくさん雨が降って跳ね上げられた土の影響か、元々土壌の病原菌の密度が高いのか、原因はよく分かりません。
このままどんどん株が枯れてしまうのがまずいので、薬剤の土壌灌注や罹病部への薬剤塗布で手当をしました。このままおさまってくれればよいのですが・・・・。