大豆にネキリムシ

ハトやウサギに攻撃されて欠株になった大豆の補植をしていたら、せっかく元気に大きくなっているのに今度はあちこちで株もとを何者かに切られてこけています。
株もとを掘ると「ネキリムシ(カブラヤガ)」を発見です。現行犯逮捕でハサミでチョキンと切ると、中から大豆の緑色の汁が出てきました。むごいですがこれが農業です。

稲の調子が悪い

今年は稲の調子が悪いです。全体的に分けつが少なく、稲が大きくなっていません。雑草がたくさん生えてしまった有機栽培のほ場では草に負けてしまいそうです。雑草が比較的少ない有機栽培のほ場でも分けつが少なく、調子が悪いです。
稲の株を抜いて水の中でふってみると、白い虫が浮いてきます。「イネミズゾウムシ」です。30年くらい前にアメリカからやってきた害虫です。幼虫が根を食い荒らしているので稲の株は簡単に抜けます。もう少しすると、幼虫はさなぎになって稲の根に土のマユを作ります。
コシヒカリの出穂まであと1ヶ月少々ですが、このままだと穂数が不足するし、雑草がますます繁茂して苦しい状況になりそうです。

雑草とイネの競争

田植えして1ヶ月を経過した有機栽培の稲です。
コナギがどんどん大きくなって稲と競争しています。この競争に稲が勝つと良いのすが・・・・。今が稲VS雑草の正念場です。
やや色が落ちてしまってあまり大きくなっていない部分があります。これは「アオミドロ」とイネミズゾウムシのダブルパンチをくらったところです。この部分は稲の敗色が濃厚です。

サツマイモにイモコガ発生

4月から定植を始めたサツマイモ、いま7割程度定植ができてます。これからは早く植えた株からイモヅルを採って定植をしていきます。
早く植えた株には「イモコガ」がたくさん発生して葉っぱを食べています。
まあ、全部食べられることはないと思うのでそのままにしておきます。

里芋のスズメガ

サトイモ、だいぶ大きくなってきました。植えつけた芋はほぼ全てが発芽しました。順調に新しい大きな葉が出ているのですが、「スズメガ」の幼虫が発生し始めました。これはひたすら探してかわいそうですがはさみで切ってしまいます。なかなか美しい色でおしりには1本アンテナがあったりする何とも言えない虫ですが、はさみで切ると、少し気味悪いですが、サトイモの葉っぱをしっかり食べているんで緑色の液体が出ます。

キクの親株にサビが・・・!

最近やや暖かく、しっかり油断していました。(>_<)
昨年は、この時期は菌核病が多発したのですが、今年は親株の摘心作業をしていたら、サビ病が蔓延してました。
これからしばらく薬剤散布の連発し、換気に気を配り、挿し芽に影響でないようにしないとなりません。

シンテッポウユリに葉枯れが・・・

先日から梅雨らしくなり、曇雨天が続いています。
多くの雨水をもらって路地栽培のシンテッポウユリはそろそろ茎も立ちだして生育は順調です。

しかし、この天候の中やっぱり「葉枯病」が出始めました。
なかなか防除するチャンスがないのですが、昨日の午後は日が照り葉っぱも乾いたので殺菌剤を散布しました。おさまってくれれば良いのですが。ユリではこの病気がいちばん怖いです。

サツマイモに害虫が発生

サツマイモはマルチして、植えれ雑草と排水に注意しておれば簡単に育つ作物ですが、害虫もいます。
葉っぱを「つと」状にまいて、その中でこっそりと葉っぱを食べている虫がいそうです。

まいている葉っぱを開いてみると、いました。

「イモキバガ」という蛾(ガ)の幼虫です。
あんまし気持ちよい写真では有りませんが、糞も出しています。このままここでサナギになって、蛾になるものと思います。

キクスイカミキリが出た

今年は、7月から12月までの連続出荷をめざしてたくさんのキクを栽培しています。
お盆キクの草取り、葉かき、茎の整理をしていたら、茎の途中にダメージを受けている株がありました。

よく見ると、茎の途中がくびれてところがあります。
この部分から上の茎葉は枯れてしまいそうです。このくびれた部分はキクスイカミキリという虫が産卵のため加害したものらしいです。

近くには、犯人もちゃんといました。成虫です。立派なカミキリムシくんです。被害はこの時期限定で、致命的な被害ではないので、まあ、いいかとしています。