岡山県農林漁業功労者表彰

11月21日15時~農林水産業関係表彰式が県庁大会議で行われました。受賞者は個人、団体の45名が表彰され籾村セーフティーライス倶楽部は岡山県農林水産部長表彰32名のうち農山漁村活性化部門で受賞しました。表彰式終了後各部門毎(賞別)に記念撮影がありました。長いこと継続して有機農産物に取り組んで来たことが認められたのでしょう。

普及センターと打合せ

本年度の「楽じゃ」や有機JASの進め方等について、相談しました。
4/11 13:30~16:00 於:岸 作業場
普及センター 井並技師、中川班長
下籾 岸、桑名

1 農家体験研修について
普及員2年目の井並技師の農家体験研修
5日 宿泊、通い、連続、断続の日程で可能
とりあえずの案 通いで8:30~17:00 昼食は担当農家で出す
・6/6(金) 岸:除草機、野菜収穫
・6/16(金) 桑名:大豆播種、除草機
・7/21(金) 北井:野菜収穫、桑名:稲の草取り
・9/22(金) 桑名:稲刈り、ホギづくり
・11/10(金) 岸:野菜収穫 桑名・岸・北井:大豆小豆収穫

2 津山市のレストランの方等を対象に農作業ワークショップを開催
・「楽じゃ」が行うワークショップに招待
6月:田植え、7月:野菜収穫、10月:稲刈り、
12月:餅つき 3月:味噌仕込み 等
・4月19日の楽じゃの会合で検討する本年度のワークショップ計画ができたら、普及センターへ連絡する
・10月10~15日の間に黒大豆枝豆収穫調製体験を行う

3 有機JAS・岡山有機のPR等について
雑談になってしまったが、
・販路開拓は農家自身で頑張って消費者の信を得ることが大切
・販路のノウハウとかやり方の情報交換を行いたい
・下籾では中山間交付金をうまく活用して認証手数料のハードルをさげている。
・下籾では住民の理解や様々な支援があるから有機JASを継続することができている。
・行政施策には限界がありそうなので、生産者で頑張るが、ダメならいつかは撤退も視野に入れる。
・普及計画では成果指標に面積拡大を掲げているようで、来年移住予定のOさんがJAS登録しそう
・色々な制度や仕組みや考えがあって(エコファーマー、自然農・・・・)有機JASがわかりにくい。

4 今後の下籾について
・あと3人は桑名さんや北井さんのような同志を集める必要がある
・ワンデイインターン、WWOOF、移住ツアー、ワークショップ等で下籾を体験してもらう
・将来的には農地や水利を見直す必要がある。
・桑名さんには、今後の経営の目標を考えてもらい、経営改善計画を立てて認定農業者になることを提案した。

5 有機栽培稲の除草対策について
ヒエ対策で、菜種粕や米糠の方法があるが、菜種粕は価格が高くなって20㎏が2~3千円、米糠はコイン精米機で集めるとするといろんなのが混ざる。小麦のふすまが結構あるので代替資材になり得るか?
普及センターで検討をお願いした。

桑名さん、あと、追加があれば記入して下さい。

ありがとうございました。
追記
★津山のレストランは観光センターに併設されている
「あっちゃんの大きな木」有機の食材に興味があるそうな。

★岡山有機や有機JASは環境に負荷をかけない農業で、一般的な農業よりも手間、労力をかけているのに、農業者がお金(認定手数料)を支払う必要があるため、取り組む人が増えないことは当然のことだと再認識。
価格帯が高くても使いたい方もいるはず。岡山でもシェフの人たちなど料理のプロでも、生産者を訪ねる機会は少ない。
→自分の仕事にプライドを持ってやっている人であればよりよい食材やその農家と出会うきっかけを求めているのでは

おかやま有機無農薬農産物意見交換会

令和4年度おかやま有機無農薬農産物意見交換会に参加しました。
今回は発表側となり、下籾の定住活動と有機農業と題して講演させて頂き、パネラーもさせて頂きました。
還暦を過ぎて残りの時間が少なくなってきましたが、私がしたかったことはこのことだとお話ししながら再確認できました。

おかやま有機無農薬ワンデイインターン

岡山県在住または移住予定者で、有機農業に関心のある方、将来、有機農業に取り組みたい方などを対象に、農作業体験を開催。

今回は5名の応募があり(実際参加者は2名)
公民館駐車場で事前説明

北井ほ場で稲刈りとホギ作り、鎌で刈り、バインダ体験も
桑名ほ場で脱穀