稲の種子消毒をしました

昨日準備した種籾と温湯浸法で消毒しました。
60℃の温湯に10分間浸して、直ちに冷水で冷やします。これで農薬並の効果があります。
この温湯浸の機械は生産組合で購入して集落全員で活用しています。

温湯浸が終わった種籾は播種前日に催芽処理を行うまで水に浸しておきます。

種籾の準備

4月になり暖かくなってきました。そろそろ種籾の準備をする頃になります。
有機栽培用の種籾は有機栽培のほ場で自家採種します。
JAで購入した種子は枝梗(しこう)や芒(ぼう)がきれいに取り除かれていますが、自家採種の種籾ではこれらをきれいに取り除いた方が播種作業がしやすくなります。
我が家にある脱芒機はまるで餅つき機のようなものです。いちおう、この機械に5分かけるときれいになります。

キクの挿し芽

盆出荷のキク(切り花用)の挿し芽をしました。雨模様で挿し芽に好都合。ちょっとしたきっかけで、平成8年からキク栽培を少しはじめて、少しずつ栽培が増えてきました。挿し芽はいつも、仕事から帰って夜にしていたので、昼の挿し芽は、いつ以来でしょうか?
夜に挿し芽したのは、昼に作業ができず、苦し紛れから。やってみると、夜の挿し芽は、穂が乾かないので良かったです。でも、ヘッドライトで作業してたので、穂がよく見えず、隣の品種が混ぜってしまう事もありました。
ちゃんと管理して、良い苗にしないと・・・
挿し穂を親株からとります。パーライトに挿し芽します。ハウス内にトンネルし、遮光して徐々に外気に慣らして発根を待ちます。

今年も米作りが始まりました

4月に入り、もう種籾の準備の頃になり、今年の米作りがスタートしました。4月7日は種籾の準備を行い、苗代の水溜をしました。
これからのスケジュールは・・・
種籾の選別4月7日、種籾を唐箕で「しいな」を飛ばし、塩水につけて塩水に浮いた籾を除去(塩水選)します。こうすることにより、充実した籾だけを種にするようにします。浸籾選別した籾は、約10日間、水に浸けて十分吸水させます。催芽4月19日(予定)十分水を吸った籾は一晩風呂に浸けると一斉に発芽します。播種4月20日(予定)発芽した種籾を播種します苗代づくり播種した苗箱を苗代に運びます。その前に苗代では、畦を立てて、苗箱を並べる「短冊」をつくっておきます。通常、田んぼの水は溜池から引くのですが、苗代をするこの頃は集落の溜池の水は使わないルールになっていて、近くの谷につくっている小さな池から、ポンプで水をあげて水溜をします。ちなみに、ポンプは谷の池に2台設置しており、10馬力と11馬力のディーゼルエンジンで、100m~150m水をあげています。

稲順調に発芽しました

苗代に播種した苗箱を持っていって約2週間目です。きれいな色の元気なコシヒカリの苗ができはじめました。今年は比較的天候に恵まれて、水溜の順調に進んでいるので、5月25日頃から田植えをしようかなと思っています。

新聞紙被覆を除去して焼いてます。