生活支援サポーター養成講座

介護保険制度は近年、制度維持のために利用者負担が年々重くなってきていますね。来年からは要支援者の介護サービスが保険給付から切り離されて市町村の事業になるそうです。高齢者が自宅で安心して暮らしていくためには、要支援者の生活を支える体制作りを考えて行かなくてはならないみたいです。
地域の高齢者等がくらしの中で困っていることに対してお手伝いをする人のことを生活支援サポーターというそうです。私たちもそのうち確実に高齢者になるのですから、今回は町が主催する生活支援サポーター養成講座に参加させて頂きました。
介護保険制度には色々と課題や改善点もあるのでしょうが、高齢者を含めて地域を守っていくのはあくまで地域住民ですから自分にできることからはじめていきたいと思います。

有機JAS認定機関監査

有機JAS認定機関監査を受けました。
毎年1回、認定機関である岡山県農業開発研究所の監査があります。生産管理記録、出荷記録、生産方針等を確認し、認定ほ場や作業場の確認を受けました。
有機JASはめんどくさい書類が山ほどいるし、監査手数料も結構かかりますが、何よりも記帳こそが貴重です。記録をちゃんとつけることで、栽培や管理の反省点や改善点が見えてきます。
今年も、みんないろいろな工夫をして雑草や病害虫に負けない農作物作りに励んでいます。

日本型直接支払

平成27年度予算について先般14日に概算決定されたと農林水産省のHPに公表されています。政権が変わり農業政策もあれこれとかわっているようですが、山間僻地のひだまり農園のある下籾地区では集落ぐるみで農地や水利施設を保全して農業生産力の維持を行うための日本型直接支払を有効に活用していきたいところです。

認定農業者

聞き慣れない行政用語かもしれませんが、「認定農業者」になりました。
5年後の経営の夢を描いた計画が市町村に認定された農業者を認定農業者といいます。認定農業者が多い市町村はそれだけ夢を持った農家が多いということです。
大きな夢はありませんが、これからも家族で楽しい農業をしたいと思います。

多面的機能支払交付金制度研修会

今年6月、国会で国土保全といった多面的機能を発揮するための日本型直接支払制度を法制化する「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案」が可決成立しました。わが集落でも従前から中山間地域等直接支払制度には取り組んできましたが本年から新たに多面的機能支払交付金制度にも取り組むこととなりました。
 集落のみんなで助け合って、農業生産を支える溜池、水路、農道、そして農地を保全していく取り組みです。
 今日は本制度の研修会が吉備中央町で開催され、下籾地区の代表者になった私と会計担当で参加しました。制度の概要や事務、経理処理、水路補修の勉強をしたあと、実際に水路の目地の修理実習もあり、コーキング剤を使用した簡易補修を学びました。水田が基本としたわが集落では水路や溜池は非常に貴重な財産です。今回の研修で学んだことを活かして地域農業資源の保全に努めていきたいです。

町制施行60周年

久米南町制施行60周年記念式典がありました。
この中で産業建設功労団体で町長の感謝状の贈呈を受けました。
久米南町ができてから60年ですが、わが倶楽部ができてから21年です。よくよく考えればわが倶楽部もそんなに長くやっているのかと再認識しました。町などが主催する団体が多い中、独立独步の任意団体であるわが倶楽部が表彰されたことは大きな誇りだと思います。
今回の表彰を糧としてさらに、生産者と消費者の顔が見える農産物の生産と流通、都市と農村の交流に励んでいきたいと思います。
ありがとうございました。

JAS法違反

今朝の地方紙にあった記事です。
JAS法違反が2年間で128件、「農水省では認識不足や過失による違反で悪質性は高いと言えない。」
認証を受けていない有機表示、まさに氷山の一角ではないでしょうか。近所の直売所でもこのような事例はあります。
有機JAS認証のためには、厳格な栽培と様々な記録の管理、そして認証機関への手数料も必要です。一所懸命にまじめに有機JASに取り組んでいる多くの農家、そしてそれを信じて購入してくださる消費者にとって、悲しいことです。

有機認証のための書類

不正表示農産物