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イノシシの侵入
明渠の泥上げVSイノシシの仕事
谷の水田の周囲の明渠の泥を上げに行ったのですが、ここ数日の内に、イノシシが大きな仕事をしてくれていました。ミミズとかサワガニなんかを求めてでしょうか、はたまたクズの根を食べたのでしょうか、土を掘って、石を運んで、これが明渠の溝をつぶしているし、なかなか大がかりな土木作業をしてくれました。人なら穴を掘ったら元に戻すのですが、イノシシはしてくれません。最近食べたイノシシの仕返しかもしれませんが、困ったものです。
人が、溝をさらえると、このようになるのですが、イノシシもこのような良い仕事をしてくれると嬉しいのですが、おまけに、あげた泥の中には、イノシシの好物のサワガニやドジョウもいるのですがねえ・・・。
イノシシ捕獲
イノシシわな研修
電気牧柵
イノシシ防護柵
鳩の次はウサギ
大豆まき直してもまたもや鳩
イノシシについて
この写真を見て、イノシシについて、私たちの失敗も含めて数点おもしろいことが言えます。
・まず、私たちの地域は山の上にあるので、イノシシは、基本的に下から上がって来ます。電気牧柵を張っています。牧柵の右側が外で、左側が内側で、田畑や民家があります。右のやぶの中からイノシシが出てきても。少し開けていてから電気牧柵があり、田畑はもっと上の方にあってよく見えないので、電気牧柵の設置としては、正しい方法かと思っています。
・しかし、よく見ると、電気牧柵の内側にあるコナラの木にイノシシが土をつけています。なんと、イノシシは電気牧柵の内側にいるのです。集落全体を電気牧柵で囲ってはいますが、さすがに、県道や町道を電気牧柵で通行止めには出来ないので、それらの道から侵入したものではないかと思われます。また、集落全体の電気牧柵のチェック体制も必要です。(今のところ、4~5㎞張っています)
・もう一つ、不思議なのが、冬の時期は山にも田んぼにもなかなか食べ物がありません、ミミズを食べたり、草を食べたりしているらしいのですが、この写真では、たくさんの「彼岸花」の葉が見えます。もちろん、球根も太っているかと思います。しかし、イノシシは彼岸花を嫌って食さないようです。
・イノシシ対策は大変ですが、地域を挙げて、電気牧柵の外、地形やメンテナンス労力を見て、ワイヤーメッシュやトタンの活用して複合的な対処が必要のようです。困ったものです。