有機JASほ場巡回(2回目)

有機栽培しているグループのほ場巡回を行いました。

今回は環境保全型農業直接支払交付金の対象農地の確認も兼ねて、町役場の担当者と一緒に全ほ場の巡回を行いました。

今年は大豆の出来が大変良いです。

白ウリ初収穫

白ウリは、4月9日に連結ポット6×6の連結ポットに有機育苗培土で播種しました。
4月23日に基肥で有機653を250㎏/10a、有機石灰セルカを100㎏/10a施用し、
4月24日に150㎝の畦幅で畦立てし、4月26日に黒マルチをかけました。
5月6日に株間80㎝で定植しました。
定植後は雨が少なく、生育が遅れていたところに、6月1日の雹で大きなダメージを受けました。


その後、徐々に回復して生育が進み、今日初めて収穫することが出来ました。

 

有機JAS認定機関監査

ひだまり農園では地域の仲間と組織している「籾村セーフティーライス倶楽部」で有機JAS登録を行っています。今日は有機JASの認定機関(岡山県農業開発研究所)の監査がありました。通常の監査に加えて、今回は新規に9カ所の新規登録ほ場の検査も行って頂きました。なお、今回は有機JASの認定機関の業務の適格性を検証することを目的に「農林水産消費安全技術センター」の検査官2名の立会調査もあり、認定期間の検査員3名と合計5名で書類審査と現地確認をして頂きました。
朝10時から午後16時までかかりました。

ひだまり農園では、水稲栽培ほ場3カ所(うち新規1カ所)、野菜栽培ほ場3カ所を確認してもらいました。


農家の中には有機JASには費用がかかりすぎるとか、生産者と消費者の信頼関係があれば不要だとか、色々な意見もありますが、第三者に客観的に栽培記録や現地を見てもらうことは緊張感を持って消費者に責任のもてる有機農産物をお届けする意味で私たちよいことだと思います。

サツマイモを植えました

サツマイモを植えました。

今まではサツマイモの苗は自家育苗していたのですが、昨年は「黒斑病」が多発したため、種芋をとらず、メリクロン苗を購入しましたが思うように苗が採れないうちに、もう6月になってしまいました。ちょっと焦ってしまって、昨日は近所の種苗店でベニアズマの苗500本を購入して、急遽畦立てしてマルチを張って、定植しました。

土が大変乾燥していたので、定植後は、自宅から、井戸水をホースでつないで潅水しました。美味しい芋になあれと念じて作業したので美味しくなると思います。

アスパラガスの鉢上げ

5月3日に台湾から来られたウーファーに種まきしてもらったアスパラガス。
品種は「シャワー」、200穴トレイに2枚400粒、用土は与作N100
だいぶ大きくなったので鉢上げを始めました。
9㎝ポリポット用土は有機ほ場の田の土と自家製の腐葉土
今日は1トレイだけ鉢上げ出来ました。200穴トレイから140鉢がとれました。
これは来年の春まで育苗してから植えつけます。

カボチャ・ズッキーニを定植しました。

有機JAS栽培のカボチャ、ズッキーニ定植しました
4月9日に36穴連結ポット(用土は有機育苗培土)に播種
4月26日に9号ポリポットに移植(用土は自家製腐葉土と有機ほ場の土)して育苗してきました。
4月23日に基肥(7aのほ場に有機653を160㎏、菜種かす40㎏、有機石灰粒状セルカ140㎏)
4月24日に畦立て(カボチャは畝幅180㎝、ズッキーニは150㎝)
4月29日に黒マルチを張りましたが、風で飛ばされて修繕を重ね、マルチの上に鉄パイプをおいて風の害を和らげてきました。
今日5月4日に、カボチャは150㎝、ズッキーニは100㎝間隔で植え穴をハサミであけ、植え穴に前もって約700ccの水をやり、カボチャ(鉄かぶと74本、雪化粧9本)、ズッキーニ(オーラム70本、ダイナー50本)を植えました。
今まででいちばんたくさんの苗を植えました。今日もウーファーの方にたくさん手伝って頂きました。ありがとうございました。
当面は活着するまで水やりをしたり、ネキリムシの害に気をつけていきたいです。
たくさんの果実が実ればと思います。

アスパラガスを定植しました

アスパラガスの一般的な栽培方法は3月頃に播種して5月頃に定植し、その年は株を養成し、翌年の春から収穫開始、6月には収穫を中止して茎を立てて、8月から再度収穫を行います。その次の年も同じように春から収穫開始、6月には収穫を中止して茎を立てて、8月から再度収穫を行います。この繰り返しで、長年にわたって収穫を続けることが出来ます。
ひだまり農園でも以前はこうしてアスパラガスを栽培してきましたが、栽培2年目以降は「茎枯病」や「斑点病」が徐々に発生してどんどんひどくなってしまいました。農薬散布をいくらやってもなかなか病気を抑えることができませんでした。しかもアスパラガスの農薬散布では作業者への農薬被爆がとても多いのです。こうして、定植して3~5年で栽培をやめることが多かったです。
そこで、数年前から、栽培方法を変えています。5月に播種して黒ポリポットで育苗し、翌年の5月に稲作あとの水田へ定植し、その次の春に収穫します。その年に茎枯が多発するようなら栽培は中止します。この方法だと、育苗や定植を毎年しなくてはなりませんが、茎枯病の心配はほとんどなく、何と言ってもほ場での農薬散布をしなくてすみます。農薬は消費者よりも生産者の方がもっと嫌な思いをしています。
今日は、昨年5月に播種して育苗した苗をほ場に定植しました。また、来年定植にむけて種まきも行いました。台湾から来られているウーファーの方にもお手伝いいただき、約3aのほ場へ282本の苗を定植することができました。ちゃんと育って来年はたくさん収穫できますように!

 

今年は200穴のセルトレーに400粒播種しました。用土は有機育苗培土です(左下の2枚)。発芽してある程度大きくなると9㎝のポリポットに植え替える予定です。
ちなみに、右上の6×6の連結ポットにはオクラ338粒、姫トウガン11粒、かんぴょう11粒まいています。こちらは有機育苗培土にまいています。トウガンとかんぴょうは大きくなるとポリポットに植え替えます。これらは有機栽培します。