昨年末に貯蔵しておいた里芋の種芋を掘りました。
寒さで腐った芋も若干はありましたが、ほとんどがうまく貯蔵できていました。このまま食べても美味しそうですが、今年の栽培のための種芋です。これから圃場の準備をして植え付けします。
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春の消費者交流会
春の消費者交流会を行いました。素晴らしい好天に恵まれ、楽しいひとときを過ごしました。
定番の「ワラビ狩り」「タケノコ掘り」「タラ芽とり」、野山の散策を行いました。今回は農産加工体験にも力を入れ、豆腐作り、山菜の天ぷら、あん入りよもぎ餅、おからサラダ、ポン大豆を皆さんに作っていただきました。アトラクションでは、おにぎり重量あて大会を行い自分の作ったおにぎりの重さをぴたりと当てた方に豪華?賞品が出ました。
昼食は、旬の野菜のBBQ、先ほど作ったよもぎ餅、豆腐、天ぷらなどを美味しくいただきました。
私どもは参加型の交流会を目指しています。今回も多くのお子様に参加いただき、農村、農業、食に関心を深めていただけたかと思っています。次回は秋に交流会を行う予定です。
参加者には、机の運搬、炭興し、片付けまでお手伝いいただきありがとうございました。
種籾の温湯浸消毒
サツマイモの苗ができつつあります
サツマイモの育苗を開始しました
サツマイモの育苗を開始しました。
今年は6aの栽培を計画していますがこのためには約1500本のイモヅルが必要になります。毎年のことですが、今の時期に約50個の親芋を電熱温床に並べて、腐葉土に埋めて、育苗シートで覆って暖めます。
4月の下旬からできた苗をほ場に順次、定植(挿し芽)して早めに育てて、その株から出たイモヅルをさらに定植して、6aのイモ畑としていきます。
早く植えた株は8月から収穫を始めて、遅く植えたのは11月末までに収穫を終えてハウス内で越冬させて6月まで順次出荷しています。これで周年に近い出荷ができています。
サツマイモは有機JAS栽培で、稲との田畑輪換で栽培しています。
ハウス内の温床をきれいに掃除して、約13㎝の深さまで土を取り除いています。
これ以上掘ると電熱線が出てしまいます。親芋は右のコンパネで仕切っている中で籾殻や稲ワラで保温して保管しています。これから伏せ込む親芋がコンテナに入っていますが、なるべく美味しそうな形も芋を親芋にしています。
親芋を温床に並べて腐葉土を混ぜた土で埋めていきます。
水をかけて、温床の上に育苗シートをかけて芽が大きくなるまで保温します。
山野草で土作り
三寒四温で暖かい日も増えてきました。野山でウグイスのなきごえもだんだんと上手になってきました。
今年の作物栽培に向けて土作りを始めています。我が家の土作りの基本は、地域内の有機物を土作りに使うことです。のり面の多いので茅がたくさん生えます。秋に刈って束ねておいた茅を田んぼに散布しています。散布後は草刈り機で切断してトラクタで土に混ぜていきます。
これは私だけがやっていることではありません。ずっと昔から下籾地区の農家がみんあやってきたことです。田んぼを大切により良い土になるように脈々と努力が積み重ねられてきたわけです。
地域の過疎高齢化や米価下落のなかで茅が還元できなくなったり、耕作放棄される田んぼが増えてきました。残念な時代の流れです。我が家の耕作もあと十数年で終了してしまうかもしれませんが、最後まで田んぼは大切に育てていきたいです。